友人の誘いを受けて、2年次からUSJでアルバイトを始めました。お客さまの喜ぶ姿を目の前で見られることにやりがいを感じ、将来は人をもてなす接客業に就きたいと考えるように。就職活動を間近に控えた3年生の夏、接客業の中でも特に上質なサービスを提供するイメージがあった、ホテルマンを目指すことに決めました。
ただ、自分一人ではどこかで妥協した就職活動になってしまいそうという不安がありました。そこで、大樟塾(合宿形式の就活塾)に参加することを決意。面接練習では、USJのアルバイト経験から、お客さまや同僚の立場になって行動できることをアピールしました。しかし、「具体的にどんな行動を起こしたのか」と質問され、慌てた私はうまく答えられませんでした。「根拠がなく、説得力を感じられません」。厳しい言葉に落ち込みもしましたが、気持ちが引き締まりました。
それからは大学に行くたび就職課を訪れるように。履歴書やエントリーシートを何度も添削してもらう中で、自分の想いや経験としっかり向き合うことができました。
行列に並ぶお客さまが退屈しないように、自分の業務と並行してお声がけするようにしていたこと。同僚の動きにも注目し、手が回らない範囲はカバーできるように余裕を持って動いていたこと。自分の行動を一つひとつ振り返り言葉にしていくことで、面接でも説得力のある受け答えができるようになっていきました。
大樟塾での指導や就職課のサポートのおかげで、選考は順調に通過していくことができました。結果として、第一志望を含むホテル業6社から内定を獲得。最後まで妥協せず取り組み続けた就職活動は、最高の結果になりました。
入社を決めた株式会社ミリアルリゾートホテルズは、多くの方に知られるホテルを経営する企業。お客さまの期待度は高く、良い意味でプレッシャーを感じながら働けるのではないかと想像しています。私が新人だからといってお客さまには関係ありません。常に期待を超えるおもてなしを提供し、特別な思い出作りをお手伝いしたいと思います。