ブックタイトル2020履修のてびき|2020年度入学生用|大阪経済大学

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概要

2020履修のてびき|2020年度入学生用|大阪経済大学

人間科学部長 若吉 浩二人間科学部新入生の皆さんへH-3人間科学部学生時代にたくさんの宝物と武器を! 新入生の皆さんに、学生としてこれから4年間に意識して欲しいこと、チャレンジしてほしいことをお話ししたいと思います。それは、「宝物」と「武器」です。 大学を卒業するということは、学生という立場から社会人・企業人として世に出ることになります。社会人は、学生時代よりも自覚ある行動が求められ、そして立場としての責任も重くなります。さらには、複雑な人間関係の中で協調しながら仕事に取り組むことも求められるでしょう。学生時代なら、「この授業は単位取るのが難しいから、やーめた」と簡単に諦め心が湧いてきますが、いざ与えられた仕事となるとそういうわけにはいきません。学生時代に比べ、社会人の一員になれば、失敗しても、うまくいかなくても、辛いことがあっても、前を向いて進まなければならないことがたくさんあります。 新入生の皆さんには、これらに打ち勝つための準備、社会人になるための準備の期間として4年間の学生生活を有効に使ってほしいと願います。それには、多くの“宝物”を持つこと、そして力強い“武器”を身に付けることです。 “宝物”は恩師であり、友であり、そして心に残る思い出です。授業やゼミ活動では、いろいろな学問分野でオンリーワンを目指しておられるたくさんの先生方の出会いがあります。ぜひ、積極的に先生方に話しかけてください。先生に質問したり、先生とディスカッションしたりすることで、学ぶことに興味が湧き、探求することの面白さを肌で感じることができるでしょう。またキャンパスでは仲間との出会いが待っています。ゼミ活動に加え、クラブ・サークル活動でも多くの出会いがあります。ぜひ、活動を通して一緒に汗を流し、切磋琢磨してください。先生や仲間との思い出は、一生涯いつでもポケットから取り出せる宝物となり、自分を励ましてくれたり元気にしてくれたりするでしょう。 “武器”ですが、これは社会人として求められる基礎学力であったり、専門知識であったりするわけです。授業を通して先生の話を聞く力やまとめる力、レポートを書く力やプレゼンする力、調査・実験で得られるデータを分析する力やその結果から何が考えられるかといった考察力、いろいろな力を身に付けることができます。授業やゼミ活動を通して、これらの武器をしっかりと身について、社会人として戦えるための準備をしましょう。人間科学部とは? 人間科学部では、人間を様々な角度から研究すること、教育することを目標としています。人間の心や身体はどのようにはたらいているか、人間を取りまくメディアや社会はどのように形成されているか、そして、その中に生きる人間とはどのような存在なのかを追究しています。人間について総合的・学際的に学ぶとともに、フィールドワークや体験型学習を通じて心理、身体、メディア・社会について専門的に探究することによって、人とつながり、人をつなげる力を育成します。 学部には、現代心理学コース、スポーツ健康コース、そしてメディア・デザインコースの3つのコースがあり、2年生になる時に選択することができます。