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2016年12月19日(月)
2016年度「学生奨学論文の受賞発表および表彰式」が、12月17日(土)午前10時30分から、J館3階・第1会議室で行われました。式に先立ち、大阪経大学会会長を務める德永光俊学長、協賛する大樟会の小林真人副会長、内田敏雄事務局次長、情報社会学部准教授の浅田拓史審査委員長など14名の審査委員が紹介され、審査結果が発表されました。今回は20点の応募がありましたが、特選は該当論文がなく、入選1編、佳作1編、努力賞2編が選ばれました。
入選は、経済学部4年の堀口雄大さんで、論文テーマは「『自己効力感』の向上はテストの成績を高めるのかー米国の学生を対象としたRCT実験およびアンケート調査より—」。佳作は、経営学部3年の釜内想太さん、山木佑介さん、森本将也さん、松本浩平さんの共著で「大阪企業の資本構成についての実証研究—大阪企業と東京企業の比較分析—」。努力賞2編は、経済学部3年・松岡亮輔さんの「子供の学力形成における経済的要因」と、人間科学部3年・木村泰基さん、足立麻柚さん、片岡志穂さん、菊池颯人さん、戸田拓海さん、丸田美穂さんの共著「どちらの方が効果的なのか? フット・イン・ザ・ドアとドア・イン・ザ・フェイスの比較」。それぞれの入賞者に德永会長より賞状、奨学金目録と参加賞が、小林副会長から副賞の図書カードが授与されました。また、入賞を逸した応募者・チームにも参加賞の図書カードが贈られました。
続いて德永会長が挨拶し、「文章においては起承転結が大事と言われるが、社会で働くときに求められるのは起承転開。問題意識を深め展開していく姿勢を持ってほしい。また、現実から浮き上がらないよう、専門用語でなく日常の言葉で考え表現することを忘れないでほしい」とアドバイス。続いて小林副会長が「学生奨学論文は29回目を迎え伝統的イベントになった。これからも沢山の学生に応募していただき、ゼミの大経大の真価を発揮してほしい」と受賞者を激励しました。
その後、審査員による講評が行われ、「ゼミ活動の成果が現れている」、「文章は簡潔にわかりやすく書くことが大事」、「社会で活躍するにはオリジナリティが大事」「大切なのはBeでなくDo。何かをするという姿勢で社会に巣立ってほしい」と感想や意見を述べられました。