お知らせ・ニュース
2023年01月19日(木)
DOGsは、主に新入生のサポートを企画から運営する学生団体ですが、社会貢献活動もSDGsを学ぶ一環として活動をしています。今回は期間中の前半3日間、一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー(以下CCF)と連携して「捨てられる服が、捨てられないものへ。〜手紙、花、♡〜」をテーマに出展しました。
今回の出展目的は、CCFが製造拡大と普及をめざす、廃棄された繊維から作るサーキュラーコットンペーパーという紙の認知を広げるためです。今、世界中でゴミの削減と再生が課題となっており、そのなかでも繊維ゴミは膨大な量を占めているにも関わらずリサイクル率が非常に低いことが問題視されています。サーキュラーコットンペーパーの利用が広がることがこの問題の解決につながると考え、DOGs はCCFの活動に賛同し普及活動を始めました。
ハルカス学園祭では、実際にサーキュラーコットンペーパーを触り、使ってもらうことで、その良さを実感してもらえるワークショップを企画しました。ワークショップは、1日目が写真立て、2日目がバラのコサージュ、3日目がマジックスクリーンカードの作成体験です。 学生たちはブース出展にあたって、どのようなワークショップを行えばサーキュラーコットンペーパーの良さが伝わるが検討、企画しました。
学生たちに工夫した点を聞くと、久保晴彦さん(経営学部2年)は、「写真立ての場合、フレームを切り取ることで出てしまう紙の端材も別のパーツに使うなど無駄にしないようしました」。村田歩樹さん(経営学部1年)は、「マジックスクリーンカードは、LINEなどのメッセージツールが主流となる現代社会で、あえてメッセージカードを自分で作り、手書きで相手に気持ちを伝える、紙そのもののぬくもりを感じる機会になればと思いました」と、ワークショップに込めた思いも教えてくれました。