工場診断の進め方・工場管理の進め方・QC的問題解決

工場診断の進め方・工場管理の進め方・QC的問題解決

担当講師 : 高山吉和

演習のテーマ工場診断の進め方・工場管理の進め方・QC的問題解決
目標1. 工場診断の基本プロセスを理解していること
2. 経営数値と現場での管理指標の関連性を理解していること
3. QC手法によるアプローチで、的確な現状分析を行い、問題発見できるスキルを習得していること
準備学習第一次試験 運営管理(オペレーション・マネジメント)の「生産管理」、財務会計の「経営分析」の復習
評価方法終了レポート 60%
講義毎のレポート 40%
演習の構成
(標準時間)
1.工場診断の進め方(1.5時間)
 ①工場診断の全体像
 ②調査項目の要点と手法
2.工場管理の進め方(3時間)
 ①工場管理の全体像と経営数値との関連性
 ②工場管理の基礎(品質管理、原価管理、生産管理)
 ③人材管理(職場活性化、人材育成、環境安全)
 ④資材管理(資材物流、設備管理、)
 ⑤情報管理(生産情報システム、CAD/CAM、IOT)
3.QC的問題解決(3時間)
 ①QC7つ道具、新QC7つ道具
 ②QC‘的問題解決の事例演習
学習のポイント1.工場診断の基本プロセスの全体像を理解する。
  工場診断の調査項目を明確にすることで、工場診断における着眼点を理解する。
2.工場管理の全体像から、工場管理における構成要素からの経営数値への影響を理解する。
  工場管理の構成要素の理解を深めるとともに、構成要素間の関連性も理解する。
3.QC7つ道具、新QC7つ道具の理解を深める。
  ワーキンググループを編成し、事例を用いて、QC的問題解決の手法を修得する。
留意点
教材・オリジナルテキスト
参考資料:工場診断の実務(日刊工業新聞社)、目で見る工場診断(日本規格協会)など
その他留意事項・QC的問題解決の事例は、金属加工業を想定している。
・製造業診断実習に活用できる知識とスキルの修得を図る。