演習のテーマ | 製造業総合 |
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目標 | 1. 中小製造業の総合的な支援ができるよう、ケースを使って演習を行い、診断のプロセスを修得すること。 2. 経営診断Ⅰの知識やスキルを活用し、的確な分析、診断および提言に必要な実践的能力を修得すること。 |
準備学習 | ・事前に配布するオリジナルケースをよく読み込んで討議に備えてください。 ・できれば最新の中小企業施策ガイドブックで、製造業に適用可能な施策を確認しておいて下さい。 ・MSエクセルを使って簡単なグラフを作成できるように、またMSパワーポイントについても、プレゼン資料の作成や発表ができるようにしておいて下さい。 |
評価方法 | ・出席状況ならびに演習への参加・貢献状況(討議に積極的に参加しているか、討議の中で重要な点を指摘しているか)<40%> ・経営診断に必要な知識をケーススタディに応用することについての個人課題と総合的な経営診断と提言についてのグループ課題の発表・提出ならびにその内容<60%> |
演習の構成 (標準時間) | 1.企業概況分析・経営環境分析・経営資源分析(3時間) 経営指標・各種フレームワークの活用 2.経営課題の抽出(1.5時間) 3.経営戦略立案(3時間) 4.戦略の具体化(3時間) 経営改善の提言 経営革新の提言 中小企業施策の活用 5.発表・講評・振り返り(3時間) |
学習のポイント | 1.経営環境を含めた全社的、総合的な分析の進め方を学ぶ。 戦略形成に必要な分析に焦点を当てながら、さまざまなフレームワークの実際の使い方について学ぶ。 2.分析結果に基づいた経営課題の抽出法について学ぶ。 製造業においてチェックすべきポイントを学ぶとともに、最重要課題を特定する。 3.分析結果の全体を俯瞰して論理的に戦略を立案する。 中小企業施策の活用を視野に入れて、総合的・具体的な改善案を立案する。 戦略計画を推進するためのシナリオを構築する。 4.経営者に対する報告書とプレゼンテーション資料をグループ単位でまとめる。 基本戦略と優先順位の明確化、戦略オプションの提示、全体最適の調整を行う。 5.グループごとの発表を行い、講師からの講評をフィードバック。他グループの発表から得られた気づきについても報告し合う。 |
留意点 | |
教材 | オリジナルケース「A工業」の事例 |
その他留意事項 |