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02 2020/02/18

[実施報告]「~持続可能な未来のために考える~2030SDGsカードゲーム企業交流会…

ゲームを通して「SDGs」の本質と可能性を理解

 2020年2月18日(火)、SDGsをテーマに大学生と大阪府の企業が交流する「~持続可能な未来のために考える~2030SDGsカードゲーム企業交流会」を大阪府の平成31年度学生地域就職推進事業の一環で実施しました。

 当日は、学生19名、企業7名の計26名が参加。開催前から各テーブルで学生と企業参加者の会話が弾み、和やかな雰囲気の中スタートしました。「SDGsとは何か」や今回のキーワード「世界はつながっている」「私も起点」を確認した後、カードゲームを実施。学生、社会人といった垣根を越えて、それぞれが意見を出し合いながらゲームは進み、最終発表では、全チームが目標を達成し理想的な世界を実現できました。「このカードゲームは多様性のあるメンバーで取り組むといい結果が生まれる傾向」というファシリテーターのコメントに、参加者はお互いに違いを受け入れながら取り組めたことを実感できた様子でした。振り返りで、学生からは「世界のバランスをとることがすごく難しいと感じた。事業活動そのものがSDGsに準拠していると企業の方から聞いたので、就職先を考える場合にも参考にしたい」「世界をよくするために、マイナス覚悟でやってくださいと他のチームにお願いすることも大事だと思った」といった感想が聞かれました。

 実施後の学生アンケートでは、全員が「非常に満足」、「満足」と回答。また、ほぼ全員が企業研究で企業について調べる際、「SDGsに取り組んでいるかどうかを気にする」という回答が多くみられました。

   

参加企業の声

   

株式会社アイデス 総務部 業務管理課 課長 太田 正恵様

学生の皆さんのバイタリティと意識の高さ、多様な価値観をリアルに感じるきっかけとなったことは、大きな収穫でした。新卒採用に携わる立場ですが「就活」にとらわれないイベントで、同じ目標に向かって取り組めてとても楽しく、有意義な企画だったと感じており、次の機会があればぜひまた参加したいです。

   

株式会社キャットアイ 採用担当者様

当イベントに参加して、改めてSDGsの目的を理解することが出来ました。特に印象的だったのが、概要に「誰一人残さない」を誓っているところで、1チームだけが目的を達成するのではなく、みんなでゴールを目指していく部分について、私自身も非常に考えさせられました。このゲームを通して、今まで以上に充実したSDGsへの取り組みができればと思います。

   

株式会社テクノーブル 総合管理部 業務推進課 課長補佐 天野隆様

社会でも非常に関心が深まってきているSDGsについて、学生の方々におかれても興味関心が高いことに驚きました。企業として日常的な取り組みが「持続可能な開発目標」になっているケースを発見できたり、参加者みんなで力を合わせて自然環境を守り貧困層をなくす取り組みを体感できるなど非常に有意義な時間を過ごせました。

   

株式会社天辻鋼球製作所 人事部 人事課 立花久典様

SDGsについて、なんとなくの認識だった部分を今回の交流会を機に、より身近に感じるようになり、明確に理解することができました。特に印象的だったのは、子供の労働の話で、世界ではこんなことが日々起きているのだと改めて認識いたしました。また、大阪経済大学の学生さんはとても素直で、わからないことを質問でき、気づいたことを自分の言葉で発信されている点が素晴らしく、今回ご一緒にさせていただけてとても良かったです。

   

株式会社中央電機計器製作所 経営企画室 網谷さゆり様

今回のイベントに1、2年生も参加しており、大経大生は低学年時から就職活動を意識している印象を受けました。ゲーム中にカードを交換するために交渉を行うことがあったのですが、上手く交渉をしている学生さんに感心させられました。学生の皆さんとの交流を通じ、就職活動の悩みや重要視している点を聞くことができると同時に企業側の視点や考えを伝えられ、学生・企業の両者にとって有意義な交流会になったのではないかと思います。

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