大阪経済大学大学院 経営学研究科 高原研究室のご案内
テーマ
産業・組織心理学(組織行動論)研究,特にモティベーション,リーダーシップ,ストレス,安全行動などの質問紙調査や実験による研究
営利・非営利を問わず,実在の組織に関わり,質問紙調査や行動科学実験を用いた問題解決と社会科学的知見の発見の両立を目指します。近年取り組んでいる研究は,サービス業企業との共同研究によるストレスチェック集団分析に基づいた有効な組織改善の検討,鉄道会社との共同研究によるチェックリストの効果検証などです。
受講についての必要な予備知識
- 学部で行われる授業レベルの,産業・組織心理学(組織行動論),心理統計学,質問紙調査法・実験計画法の知識
- Excelによる表計算や図表作成、PowerPointによる基礎的なプレゼンテーションのスキル
- 辞書や翻訳ソフトがあれば英語論文の大意を理解できる程度の語学力
研究指導について
在学中に関連学会で報告できる程度の成果を出すことを目的として,研究に取り組んでいただきます。M1では問題意識に関連する先行研究の収集とその批判的検討を行う中で,修士論文のテーマを決定し,予備調査などを行ってデータ分析のスキルを高めます。M2では本調査などを行い,論文を執筆します。
なお,トレーニングの一環として,研究室として取り組んでいる共同研究への関与やそのデータを用いた研究活動を求めることがあります。
指導に関わった研究
- 2024年度(9月修了・副査)
- 李 博 (2024). 交際関係の不満足とストレスおよび衝動購買頻度の関係性分析: 構造方程式モデリングによる検討 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 芳賀 麻誉美准教授
- 2023年度(副査)
- 孫 宇 (2024). 在宅勤務におけるワーク・ファミリー・コンフリクトと離職意向に関する実証研究 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾教授
- 潘 潔 (2024). 衝動購買の満足と後悔および再購買意向に与える他者と評価の影響-実験的調査による検討- 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 芳賀 麻誉美准教授
- 2022・2023年度
- 楊 翊聞 (2024). コロナ禍における保険企業のデジタル化に影響するクライシスリーダーシップの研究 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文.
- 王 禹衡 (2024). 日本企業のダイバーシティ・マネジメント制度が中国人従業員に与える影響: インタビューデータのテーマティック分析 大阪経済大学大学院経営学研究科特定課題研究.
- 2022年度(副査)
- 孫 禹 (2023). 「衝動購買」に関する研究の変遷と今後の展望―文献データベースの作成とテキストマイニングによる検討― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 芳賀 麻誉美准教授
- 2021・2022年度
- 刘 逸云 (2023). ソーシャルネットワークにおける,強い紐帯が企業従業員の創造性に与える影響 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文.
- 2021年度(副査)
- 金銅 哲 (2022). ダイバーシティ経営に取り組む日本企業の現状と課題―先行研究の分析を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- ALTANKHUYAG CHIMEDLKHAM (2022). モンゴル化粧品企業の日本市場への参入に関するマーケティング研究―日本市場とモンゴル市場の比較分析を踏まえて― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 張 娜 (2022). 中国におけるアニメ企業の発展に関する研究―中国企業と日米のアニメ企業との比較を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 刘 瑞阳 (2022). CSRにおける経済性の追求に関する一考察―日本企業のBOPビジネスの視点から― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 姚 馳 (2022). 中国市場における日系小売業のマーケティング戦略に関する研究―日用雑貨企業を事例として― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 2020年度(副査)
- 楊 嵐翔 (2021). 中国の宝飾品市場におけるマーケティング戦略に関する研究―アメリカ、フランス、日本、デンマークと中国企業の比較を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 何 昊霖 (2021). 中国の茶飲料市場におけるマーケティング戦略の研究―トップ企業と日本企業との比較を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 馮 兵 (2021). 中国映画業界におけるメディアミックスに関する研究―ソーシャルメディアを中心とする― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 許 阳阳 (2021). 中国市場におけるノートパソコンのマーケティング戦略に関する研究―トップシェア企業を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 曽 卓凡 (2021). 中国市場におけるファストファッション企業のマーケティング戦略に関する比較研究―UNIQLO、ZARA、H&M、METERSBONWEの事例を中心に― 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 太田 一樹教授
- 2017年度(副査)
- 張 妍 (2018). 女性従業員の職業性ストレスの日中比較研究 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾教授
- 2016年度(副査)
- 曲 暢 (2017). 日中における企業文化の研究 大阪経済大学大学院経営学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾教授
- 2015年度
- 王 存(研究生) 日本のフランチャイズ企業におけるモチベーション研究
- 2015年度(人間科学研究科・副査)
- 辻 万里絵 (2016). 「新型うつ」の特性評価に関する研究 大阪経済大学大学院人間科学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾教授
- 2014年度(人間科学研究科・副査)
- 吉岡 瞳 (2015). 派遣労働者におけるワーク・エンゲイジメントと職業性ストレス諸要因の関連―派遣労働を選択した理由別による検討― 大阪経済大学大学院人間科学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾教授
- 2013年度(人間科学研究科・副査)
- 三木 博文 (2014). フォロワーシップ尺度の開発と検討 大阪経済大学大学院人間科学研究科修士論文. 主査: 松田 幸弘教授
- 2012年度(人間科学研究科・副査)
- 勝岡 大貴 (2013). 大学生の自己効力感とソーシャルスキルがライフイベント体験に及ぼす影響 大阪経済大学大学院人間科学研究科修士論文. 主査: 田中 健吾准教授