お知らせ

TOPICS

HOME> TOPICS> 平常時は涼しい憩いの場、災害時は炊き出しもできる防災拠点に 「クールロード」 お披露目
2019/06/18

平常時は涼しい憩いの場、災害時は炊き出しもできる防災拠点に 「クールロード」 お披露目

Category

  • 09-産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11-住み続けられるまちづくりを
  • 13-気候変動に具体的な対策を
  • 17-パートナーシップで目標を達成しよう

本学は、東西校地北側歩道をクールスポットおよび防災用公開空地として桜並木を含めて整備しました。
2017 年に大阪市東淀川区役所と「災害に強いまちづくりに関する連携協定」を締結、東西校地北側歩道約 1,000 ㎡を防災用公開空地として大阪市より払い下げを受け、ヒートアイランド対策としても整備を進めてきました。
さらにこの取り組みは、屋外空間における夏の昼間の暑熱環境を改善することを目的に、クールスポットをモデル的に創出する「平成 30 年度大阪府クールスポットモデル拠点推進事業」へ企画提案し、「大阪経済大学クールスポット整備事業」として採択されたものです。
この「クールロード」は、東西 140mにわたるクールスポットとして涼しい道と憩いの場を創出します。水の気化熱を利用して周囲の空気を冷やす「ミスト発
生器」の設置、12 本のソメイヨシノが日差しを遮り木陰をつくる「地上部緑化」の整備、3 種類のつる性植物が南からの日射を遮り壁面等の温度上昇を抑える「壁面緑化」の整備を行い、加えて、平常時は涼を得る憩いの場
となり災害時には炊き出しができる「かまどベンチ」9 基を設置しました。
またキャンパス内には、大阪府と株式会社エコスタイルとの太陽光発電設備の活用に係る協定に基づき、同クールスポットの暑熱環境改善設備等の稼働・維持に用いるための自家消費型太陽光発電設備を株式会社エコスタイルから無償提供いただきました。停電時にも一定の電力確保が期待できます。

2019 年 6 月 18 日(火) におこなわれたお披露目会では、東淀川区長および本学学長らによるテープカットセレモニーを行った後、学生たちがかまどベンチ組み立ての実演ならびに、かまどベンチで沸かしたお湯で本学の学生が商品開発に関わったムレスナティー「College TEA」を淹れて、地域の皆様に振る舞いました。

一覧に戻る