本学スポーツ・文化センターは、能勢町教育委員会から協力依頼を受けて、子どもたちの運動能力低下を防ぐためのコラボ企画「能勢っ子！ かけっこ！ 日本一！」に2019年4月から取り組んでいます（参考記事：https://www.osaka-ue.ac.jp/sdgs/topics/91/）

人間科学部若吉ゼミの学生たちは、能勢町の子どもたちの体力測定をサポートし、そのデータを元に、本コラボ企画実施に伴う運動能力の変化を分析してきました。2019年と2020年のデータを比較すると、ささゆり学園（能勢小学校）の児童の50ｍ走記録は全国平均より低かったものの、男女ともに5年生・6年生は全国平均より良い記録の伸びが認められるといった結果を用いて、4名の学生がそれぞれ研究テーマを設定し、卒業論文に取り組みました。そして2021年3月1日、能勢町役場にて、児童の運動有能感と体力測定記録の関係、指導の効果や、今後の「能勢っ子！ かけっこ！ 日本一！」活動への提言などをまとめ、発表しました。