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2021/04/02

防災教育プログラム 特設ページ開設

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  • 03-すべての人に健康と福祉を
  • 11-住み続けられるまちづくりを
  • 17-パートナーシップで目標を達成しよう

災害に強いまちづくりを目指して

大阪経済大学は、防災事業としてこれまで、健康づくりと災害に強いまちづくりを目的とした防災ウオーク&イベントOSAKA 5GO! WALKを、大阪市東淀川区役所と共催で開催してきました。今年度は、学生・地域の方への防災教育を通じて、防災活動と健康づくりに寄与できればという思いから、防災教育プログラムとしてコンテンツを制作。大学ホームページで公開しました。

災害対策のポイントとなる自助・共助講座

コンテンツの1つ目は、区役所の防災担当職員と学生が対話形式で地域避難訓練・備蓄の管理・防災の啓発の3点を学ぶ『災害対策のポイントとなる「自助・共助」講座』。
東淀川区役所職員から大阪経済大学の学生に、区役所が行っている防災の取組みについて ①地域防災訓練、 ②備蓄の管理、 ③防災の啓発 の3つのポイントからお話しいただきました。

画像をクリックすると動画が視聴できます

「各家庭で何日分の非常食・飲料水の備蓄が必要?」
「ローリングストック法って何?」
「防災情報はどこでチェックすればいい?」

これらのうち1つでも知らないことがあれば、動画を視聴して、災害への備えについて考えてみましょう。

健康づくりも災害対策!毎日体を動かそう(5GO健脚体操・5GOもしかめ体操)

コンテンツの 2つ目は『健康づくりも災害対策!毎日体を動かそう』と題して、毎日の健康づくりに活用していただくことを目的に、「5GO もしカメ体操」と「5GO 健脚体操」の 2 本の動画を配信。

災害に強いまちづくりは健康から。あまり意識されていませんが、避難生活はある程度の体力が必要ですし、そもそも健康でなければ避難所までたどり着けません。私たち1人ひとりの健康も災害対策になるのです。
そこで人間科学部の教員2名が、それぞれ自宅や避難所といった限られたスペースでもできる体操を監修し、学生や教職員が出演して動画を制作しました。


画像をクリックすると動画が視聴できます

「5GO健脚体操」は若吉教授が監修した、ウォーキングをはさみながら筋肉をほぐす・伸ばす・鍛える体操です。室内でできるように工夫された10分間のコンパクトなプログラムになっていますので、天気を気にせず取り組めます。毎日10分間の体操で体力アップをはかりましょう。在宅ワークで運動不足の方にもオススメです!
動画では、本学の職員や守衛さんが学内各所で体操しています。短時間の動きでしたが、出演者からは「筋力を鍛える効果を実感した」との声が聞かれました。

画像をクリックすると動画が視聴できます

「5GOもしかめ体操」は高井教授が監修した、うさぎとかめ(もしもしカメよカメさんよ~)の歌に合わせて、ゆっくりと体を動かす高齢者向けの体操です。激しい動きはありませんので、ご家族や施設の方と一緒に取り組むこともできます。日ごろから決まった時間に体を動かす習慣をつけ、健康に過ごしましょう。
動画では、高井ゼミの学生が東淀川区の地域の皆さんと一緒に体操しています。撮影現場では地域の皆さんから「楽しかった!」とのご感想をいただきました。

コロナ禍における避難所開設訓練リポート

コンテンツの 3つ目は、「コロナ禍における避難所開設訓練」のリポート記事。
大阪経済大学は体育館(1階小競技場、3階大競技場)が指定避難所となっており、2021年3月11日に、東淀川区役所職員と地域住民、本学の学生が実際に避難所開設訓練を行いました。その様子をレポートしながら、避難所開設のポイントを伝えています。

画像をクリックすると、リポート記事が読めます

地域の参加者からは「経験がないため戸惑うことが多かった。地域の防災訓練では今回の経験を取り入れたい」「災害時にはパニックになると思う。避難所開設が大変だということがわかった」などの感想をいただきました。

また学生参加者からは「1人暮らしで、万が一の時に心配なので参加した。離れて住む家族とも、訓練での体験を共有したい」「今日学んだことを生かして、災害時には少しでも援助する側、引っ張っていく側に回れるようになりたい」といった声が聞かれ、災害対策を主体的に考える機会になったようです。

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