OSAKA UNIVERSITY OF ECONOMICS Faculty of Human Sciences

大阪経済大学 人間科学部 社会実装プログラム

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社会実装プログラム
CACE01

スポーツで社会課題を解決!
夏休み限定の宿題&水泳教室!

スポーツ科学コース

田島 良輝ゼミ

社会実装プログラム風景

小学生の夏季休暇中の子育て問題を解決したい。

夫婦共働き世帯にとって、子どもの放課後時間、特に夏休のような長期休みは保護者が仕事の時間中、誰が子どもの面倒を見るのかという問題が生じ、決して小さくない悩みの種になっています。
マイナビニュースの行った調査では、夏休み中にストレスが増える保護者は85.7%に上るとされています。

参照:『夏休み中、ストレスが増えるママは8割以上 - みんなどうやって解消してる?』 マイナビニュース

子どもたちが学び、体を動かせる3rdプレイスを。

2023年夏、大阪府交野市と大阪経済大学の包括連携協定事業として、交野市の児童約50名を対象とした「夏休みの宿題&水泳教室」の企画・運営を行いました。
午前中は家庭教師役として子どもたちの宿題を支援、午後からは学生たちが企画したレクリエーションやプールでのプログラムを実施しました。
最終日には、別れを惜しむ子どもたちから「サイン」を求められるくらい、小学生にとっては思い出に残る時間になり、教室が小学生のために良い時間を提供できたといえるでしょう。また、卒業論文のテーマとして、プログラムの継続的な実施に向けた適切な価格設定に取り組む学生も現れ、体験にとどまらないマネジメント学習の機会にもなっています。

課題と取り組み方を定め、本当に「価値ある」取り組みに。

交野市と協力し、六角形のレーダーチャートを用いて課題や目標、効果を視覚的に表現しました。チャートの形が大きくなるほど、プログラムの意義と重要性が高まることを示すアプローチを採用しました。目標には「笑顔」や「仲間との協力」などの要素を含め、参加者が考案したプログラムが目標に沿った計画的なものであったことが、この事業の成功要因の一つと考えられます。

STUDENT’S VOICE

ゼミ生の声

奮闘!自ら発言してプログラムを成功へ導く。

スポーツ健康コース

春田 萌衣さん(奈良県立生駒高校卒業)

今回のプログラムでゼミの中からリーダーの1人になり、責任感を持って取り組みました。
私は、自分の意見を話すことが苦手でしたが、リーダということもあり企画・運営を率先して行う責任がありました。そんな中で自分から多くの意見を率先して発言することで、チームメンバーからの意見を引き出し、話し合いに巻き込むことを意識して活動していました。さらに、お互いの意見を尊重しながら進られる雰囲気を作ることが重要だと考え、意識的に場づくりやコミュニケーションを行いました。結果、良いプログラムを作り上げる経験ができました。
とても嬉しかったのは、支援を行った小学生から可愛い絵や手紙を貰ったことです。子どもたちが人見知りせずに元気に話しかけてくれて、絵もプレゼントしてくれるとは思ってなかったので、色々と企画してきてやりがいを感じた瞬間でした。

学生写真

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