STUDENT’S VOICE
ゼミ生の声
現場の課題は想像以上に多面的。
客観的に物事を捉える重要性。
人間科学部臨床心理学コース
人間科学研究科 臨床心理士専攻
南 裕太さん(大阪府立和泉高校卒業)
固定観念に捉われないよう努め、人や物事を客観的に見ることの大切さや一人ひとりそれぞれ違うということを学ぶことができました。例えば、発達障害の診断名は同じでも、特性はそれぞれ異なっています。ADHDはこんな症状だからこうするべきとこちらから決めつけるのではなくて、その人の良いところに気付いたり、できることに目を向けたりするとその人の見え方が変わってくることが分かりました。
自分が話をして、自分が見ている情報だけで相手を判断することの危険性について身に染みました。もしかしたらこうかもしれないという推測や仮説を複数用意して、その上でその仮説のどれかに決めつけたりせずに、相手を見続けるということの大切さと難しさが少しわかったような気がします。
