
2024年7月30日、大阪市住之江区のATCホールで開催された「日経STEAM2024シンポジウム」は、日本経済新聞社大阪本社が主催し、今年度で3度目。国内外から大学、高校の学生が集まり「新しい価値創造への挑戦」をテーマに、多くの斬新なアイデアが披露されるイベントです。今年度は90チームが出場しました。
さまざまなプログラムが展開される中、メイン会場では「未来の地球をどう守るか」をテーマとするプレゼン大会「学生サミット 未来の地球会議」が行われ、計33チームが出場しました。
そして、本プレゼン大会を陰で支えたのが、高校生チームをサポートする大学生「Cheers!」の存在です。
■「Cheers!」の活動内容
・担当する高校生チームとのオンラインミーティング(計3回)に参加し、議論をサポート。事後、進捗管理レポートを主催者事務局へ提出。
・オンラインミーティングの期間中、担当チームからのメールでの質疑に対する回答。
・プレゼン発表時に、担当チームの紹介と発表のサポート。
本学からは、経営学部3年の長谷川すばるさんが「Cheers!」の一員として参加し、大阪府立千里高等学校のチームを担当しました。長谷川さんは、担当チームとの月1回のオンラインミーティングを通じて、高校生の意見を引き出すファシリテーターとしての役割を担い、時にはコミュニケーションの難しさに直面しながらも、彼らと共に成長していく過程を楽しんだと語ります。発表当日は、担当した高校生チームが緊張に負けず、堂々とプレゼンを行った姿を見て、大きな達成感を感じたそうです。
この活動を通じて、長谷川さんは、相手に寄り添いながら自分の意見を伝えることの大切さを学び、短期間の交流の中でも真剣に向き合えば思いは伝わることを実感しました。また自らの主体性を育むこともでき、今後の大学生活や社会人としての成長にもつながる貴重な経験を得たと振り返りました。
