2024年12月14日(土)、下山朗ゼミ(経済学部)と上宮智之ゼミ(経済学部)は桃山学院大学にて開催された「いずみ学生会議」に参加し、下山ゼミが最優秀賞と優秀賞を、上宮ゼミが優秀賞と奨励賞(プレゼン部門)を受賞しました。
その前身を含めると10年以上の歴史をもつこの「学生会議」は、学生たちが自ら運営する点に特徴があります。今回も開催校の学生を中心として、事前の準備や諸連絡、事前の資料提出とその共有、当日のアイスブレイクや司会進行、さらに審査に至るまで、参加したすべての学生たちが関わりました。
「いずみ学生会議」には大阪経済大学の上記2ゼミのほか、桃山学院大学の西藤真一ゼミ(経営学部)、関西学院大学の平松燈ゼミ(総合政策学部)、長崎大学の南森茂太ゼミ(経済学部)の計4大学5ゼミ、約100人の学生が集まりました。当日は、各ゼミ代表者によるゼミ紹介やアイスブレイクで緊張をほぐしたあと、3会場に分かれて計15の研究発表を行いました。
今年も例年同様、所属ゼミの専門性に応じた手法・アプローチを用いた研究成果が発表されましたが、観光(オーバーツーリズムを含む)に関する発表が4つ、日本のビール史に関わる研究が2つあり、ゼミ間で共通するテーマもありました。
すべての参加学生による相互審査の結果、下山ゼミの「観光客の満足度における表層サービスの重要性」が最優秀賞を受賞しました。また、下山ゼミの「野Q(Baseball Quotient)が選手成績に与える影響の検証:テキストマイニング及びプロ野球関係者のヒアリング調査から」と上宮ゼミの「大阪の観光艇『水都』:大阪のイメージの源泉」が優秀賞に選ばれました。加えて上宮ゼミの「大阪の水道の歴史からみる大阪砲兵工廠」には奨励賞(プレゼン部門)が授与されました。
研究発表やお互いの健闘を称え合った表彰式はもちろん、学生はレクリエーションを通じて交流を深め、「いずみ学生会議」は大盛会となりました。
最後になりましたが、運営の中心を担った桃山学院大学の西藤真一先生と西藤ゼミ生の皆様に心より感謝申し上げます。