2024.04.17
学部・大学院
草薙信照ゼミ 「G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテスト」でトリプル入賞
1チームが優秀賞、2チームが奨励賞を受賞!

統計情報研究開発センター(シンフォニカ)が主催する「2023年度 G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテスト」にて、情報社会学部 草薙信照ゼミが優秀賞(1チーム)・奨励賞(2チーム)のトリプル入賞を果たしました。

■草薙ゼミ 入賞テーマ
(優秀賞:Aチーム) 私たちが求める子育て支援~少子化の改善に向けて~
(奨励賞:Bチーム) 児童虐待をゼロに~子どもの権利と尊厳を守るために~
(奨励賞:Dチーム) 日本の医療・福祉を救う外国人労働者のための環境整備

本コンテストは、地理情報システムと統計情報の一体的利用についての普及促進を目的に開催され、「データ利活用の正確性」「データや資料の読解力」「論理の一貫性」「発想の豊かさ」「デザインの素晴らしさ」「内容の公益性」の6つの選考項目に基づき、優れた作品が審査・決定されます。

2014年度にスタートした10年の歴史を持つコンテストですが、草薙ゼミとしては今回で9度目の受賞となり、先輩から後輩へ、良き伝統が受け継がれています。

草薙教授は、「秋学期ゼミのほとんどをコンテストへの対応に費やしましたが、各人の意識やチームの結束が深まり、大いに成長してくれたことは間違いありません。彼らのさらなる挑戦に期待したいです。」と話しました。

受賞者の声

澤田 歩佳 さん(4年) Aチーム:私たちが求める子育て支援~少子化の改善に向けて~
この度はこのような素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。
私たちは、地元の保育園・小学校が閉園したことで、少子化問題の進行を身近に感じ、全国の子育て対策を分析しました。「少子化に関するデータを扱いたい」と漠然としたイメージで始めた資料作成でしたが、メンバー間で役割分担をしながらチームで話し合い、お互いの疑問点を解決できるよう進めました。分析の方向性を見失ったときには、草薙先生に質問しアドバイスをいただくことで乗り越えられました。改めて先生には、たくさんのことをご教授いただき感謝申し上げます。

Aチームのメンバー(表彰状を持つ学生が澤田さん)

吉田 恵太郎 さん(4年) Bチーム:児童虐待をゼロに~子どもの権利と尊厳を守るために~
私たちは、大阪府の児童虐待件数が全国最多である背景から「児童虐待をゼロに」というテーマで、児童虐待の少ない地域の共通点や独自の取り組みをまとめ、児童虐待件数の減少や抑制の効果を分析し、資料作成に取り組みました。効果を裏付ける実例やデータを得ることに苦戦しましたが、チームで分担しながら、ゼミ以外の時間にもチャットなどを利用して作業し、完成させることができました。そしてなにより、草薙先生が私たちのために時間を割いて熱心にご指導をしてくださったことで、こちらの賞をいただけました。ありがとうございました。

Bチームのメンバー(表彰状を持つ学生が吉田さん)

櫻井 琳汰 さん(4年) Dチーム:日本の医療・福祉を救う外国人労働者のための環境整備
私たちは、近年の外国人労働者の増加と日本の医療・福祉分野における労働力不足に着目し、「日本の医療・福祉を救う外国人労働者のための環境整備」をテーマとしました。膨大な統計データを扱うため非常に複雑で思うように進まない時もありましたが、チーム内での議論や作業を重ね、また草薙先生から多くの助言をいただき、やり遂げることができました。チームメンバーや草薙先生、コンテスト関係者の方々に心より感謝申し上げます。

Dチームのメンバー(表彰状を持つ学生が櫻井さん)

※学年は2024年4月現在のものです。

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