2024.05.10
学部・大学院
髙井逸史ゼミ 高齢者を対象に「カラダとココロの健康チェック」を実施
東淀川区主催のイベントに参加・出展

2024年4月12日(金)から4月14日(日)、本学所在地の東淀川区にて、東淀川区役所主催「東淀川ワンダーランド『Welcome Party 新歓祭~みのりめぐり~』」が開催されました。

このイベントは在住者(特に本区への転入者)の方々に東淀川区のお店や名所、歴史などのさまざまな魅力を知っていただくことを目的としたものです。

本学からは、髙井逸史ゼミの11名(人間科学部8名・人間科学研究科3名)、人間科学研究科の研究生1名の計12名が合同で参加・出展し、本学70周年記念館1階ホワイエで、高齢者向けに「カラダとココロの健康チェック」を実施しました。

「カラダの健康チェック」では、学生が来店された住民一人ひとりの筋肉量を体組成計で測定し、個々人の結果に沿って、筋肉・脂肪の均衡を改善するための「筋肉量増加・体脂肪減少に効果的な運動」や「体成分改善に効果的な栄養成分」について説明。「ココロの健康チェック」では、タブレットで睡眠・食欲などに関する設問を投げかけ、簡易的に抑うつ状態を確認したうえで、「抑うつ予防に効果的な生活・運動習慣」について、説明を行いました。

髙井逸史教授は、本イベントへの参加意義について、「地域住民と学生の交流を促すことで、地域住民の方々には大阪経済大学に実際に足を運んでいただき、本学のことをより知ってもらえ、学生たちには地域住民(高齢者)の方々の体と心の健康状態を実感してもらえる」と話しました。

学生の声

角南 圭健 さん(3年)
筋肉量や心の健康を測定に来られる高齢者の方々は、日ごろから健康意識が高く、ウォーキングや体操など運動習慣のある方たちが多い印象でした。また、皆さんと測定効果以外のこともお話することができ、高齢者の生活様式について理解が深まりました。

岩崎 武彦 さん(3年)
高齢者の方々の中でも、80歳のお年にも関わらず、自転車でスーパーに行き、前後のカゴにお米や2Lのペットボトルを複数本入れ、自宅との行き来をしている活発な方がいる一方で、日常生活を送るうえで苦労している方もおられ、高齢者の多様な実態について知ることができました。これからは、社会的弱者の方々の立場で物事を考えられるようにしたいです。

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