2024年8月23日(金)・24日(土)に鹿児島県の日置市中央公民館で開催された「第38回自治体学会 鹿児島・日置大会」のポスターセッションにおいて、古賀敬作ゼミの3年生がポスター発表を行いました。テーマは「異文化交流から多文化共創への道しるべ 〜大阪市東淀川区での活動から〜」で、2024年8月10日(土)に東淀川区のかみしんプラザで開催された「異文化交流サマーイベント」の成果をもとに発表しました。
今回の学会には、古賀ゼミを含む9つの団体や個人が参加し、北海道・東海・近畿の各自治体学会や日置大会実行委員会、NPO法人田村明記念・まちづくり研究会、慶應義塾大学大学院など多様な出展がありました。コアタイムでは、ポスターの説明や質疑応答が行われ、ゼミ生たちは質問に丁寧に対応していました。また、他の出展者や日置市の職員と交流する機会もあり、有意義な時間を過ごしました。
今回の大会はゼミ合宿も兼ねていたため、大会終了後は鹿児島観光を楽しむなど、ゼミ生たちにとって貴重な体験となりました。

「異文化交流サマーイベント」は、東淀川区の日本語学校「国際未来学院」と協力したイベントで、異文化交流を通じて地域住民と外国人留学生が交流し、地域情報掲示板を活用して地域情報を共有しました。
出し物として、はてにゃん。塗り絵団扇やトントン紙相撲、ミャンマーの新聞紙風船張り子、ミャンマーの伝統的な粘土人形であるオープッジョーヤユウなどを提供しました。また、東淀川区の安積濾紙株式会社からは水で光るLEDライトを出展いただき、留学生たちと地域の方々が協働し熱心に製作しました。

●日常生活では、地域の方々と話す機会が少ない留学生たちにとって、今回のイベントは貴重な交流の機会となりました。
●イベントでは、母国の伝統的な遊びを地域の方に教えたり、日本の遊びを体験することで、母国では得られない貴重な経験ができました。
●ポスター発表では緊張しましたが、しっかりと内容を伝えることができました。
●学会では他の発表者の方々の貴重なお話を伺うことができ、参加できたことに感謝しています。
●多くの地域問題を共有し、日置市の職員の方々とも意見交換ができ、私たちの取り組みを知っていただく良い機会になりました。この経験を踏まえ、今後のゼミ活動で更なる問題解決に向けた議論を進めていきたいです。