2024.10.09
学部・大学院
日経STEAM2024シンポジウム 「DIS STEAMゼミ」で優秀賞受賞

2024年7月30日、大阪市住之江区のATCホールで開催された「日経STEAM2024シンポジウム」に、経済学部の学生5名(4年生1名・2年生4名)が参加しました。このシンポジウムは、日本経済新聞社大阪本社が主催し、国内外から90チームの学生チームが集まり、「新しい価値創造への挑戦」をテーマに、多くの斬新なアイデアが披露されるイベントです。

多岐に渡るプログラムが展開される中、日本経済新聞社とダイワボウ情報システム(DIS)が、「ICT(情報通信技術)で未来を変える。学びの学生生活」をテーマに開催した「DIS STEAMゼミ」において、本学経済学部の学生チームが見事、優秀賞を受賞しました。

大阪経済大学チームの発表内容

■事業テーマ
HOLOHOPE ~すべての子どもたちが夢と希望を持てる社会に~

■事業概要
小学校~大学向け オンラインホログラム講演会配信サービス

■事業内容
3Dホログラム技術を使ってオンライン講演会を行い、子どもたちが夢や希望を抱けるきっかけを作ることを目指す。参加人数に制限のある対面形式や臨場感を感じにくいZOOM等のオンライン形式のデメリットを解消した「3Dホログラム講演会」を活用し、様々な分野の講演を子どもたちに届けることで、将来に向けた目標を持つきっかけを提供することが狙い。

チーム代表の磯﨑結希(2年生)さん自身が、夢や目的を持つことの重要性を友人の行動を通じて感じたことが発案のきっかけで、「多くの子どもたちが夢を持てない現状を変えたいです」と発表の冒頭に語りました。

プレゼンテーションを終えて

濱田侑弥さん(2年生)は、「初めての大きなコンテストへの参加は不安と期待がありました。当日は会場の広さと、参加チームのプレゼンの完成度に驚きましたが、早い段階からこのような場に立てたことが自信に繋がりました」と語っています。井手颯人さん(2年生)は、「プレゼンの準備をしっかり行ったおかげで、緊張することなく発表に臨めました」と振り返りました。スライド担当の井上羽琉さん(2年生)は、「短時間でいかに伝えるかを考え、スライドを綺麗に仕上げることができました」と語り、聴衆にわかりやすくメッセージを伝えることに注力したと強調しました。また、白尾直大さん(4年生)は、「2年生の発表が審査員の方々から『発表の仕方が素晴らしい』と褒められたことが心に残っています」と述べ、部活やアルバイトなどで忙しい中でも、熱心に発表練習を行った2年生の努力が報われたことに感動したと振り返っています。

挑戦がもたらす学びと成長

学生たちは、このコンテストを通じて多くの学びを得ました。「限られた時間の中でわかりやすく伝わりやすい構成を作ることが大変でしたが、みんなと協力して完成させることができました」「チームでの連携の大切さを改めて実感しました」「プレゼン練習を積み重ねることで自信がつき、本番での成功に繋がりました」と振り返ります。

この経験を踏まえ、今後の活動にも意欲的です。白尾さんは「相手の立場に立って教えることの大切さを学び、今後のコンテストでも後輩をサポートしたい」と述べています。井上さんも「次に参加する大会でも良い成績を残せるように頑張りたい」と、さらなる挑戦に向けて意欲を燃やしました。

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