2025年1月6日(月)、本学にて教職員の「新年互礼会」・「永年勤続者表彰式」に引き続き、「2024年度 教員表彰式」を執り行いました。
教員表彰制度は2018年度より創設されたもので、過去3年間の教育・研究等の実績に基づき、学術上顕著な業績または教育上特に功労があった教員を表彰する制度です。今年度は、情報社会学部より井上晴可准教授が選出されました。
表彰式では、山本学長より受賞者の発表と授賞理由の説明があった後、山澤理事長より表彰状が手渡されました。
井上 晴可 准教授(情報社会学部)
1.教育・学生支援活動
過去3年間で4件、指導した学生が「情報処理学会全国大会」で研究成果を発表し社会的に評価されました。また、多くのゼミ生が積極的に学外コンテストに挑戦し、「SDGs探求AWARDS2023」で審査員特別賞を受賞(参加人数2600名、応募総数754件中、上位3%に値する入賞)するなど、過去3年間で5件もの賞を獲得し、創意工夫により効果的な教育を行っています。
2.研究活動
過去3年で学術論文(査読有)6件、学術論文(査読なし)27件、学術論文(その他)4件、国際会議1件、招待講演2件を行い、精力的に活動し研究分野における学術の発展に寄与しました。また、新たに特許出願を6件行い、さらに過去の出願を含む特許6件についても認められ権利化されました。
3.社会貢献活動
企業との共同研究・委託研究等4件により研究環境を著しく向上させました。阪神高速(株)との共同研究「機械学習を用いたプローブデータの走行車線の推定に関する一考察」の成果により土木学会のAI・データサイエンス論文賞を共同受賞し、土木分野における権威ある賞を受賞しました。また、関西大学社会空間情報科学研究センターで社会空間情報に関する研究を推進するなど、民・産・官での連携事業に積極的に取り組みました。
井上晴可准教授のさらなるご活躍を期待しています。