2025.01.09
学部・大学院
卒業生と企業が語る就活のヒント~キャリア形成を考える時間~

2024年12月17日と19日、本学において「就活トークセッション」が開催されました。テーマは、インテリア業界の最新動向や就職活動全般について。参加した学生たちは、実践的なアドバイスを得るとともに、自分自身のキャリアについて考えるきっかけを掴む場となりました。

前半:インテリア業界の動向と魅力

トークセッションの前半では、シンコー株式会社管理本部部長の茂田浩史氏が登壇。茂田氏は、インテリア業界の最新動向や業界全体の魅力について講演しました。学生たちは、業界に対する理解を深めるとともに、キャリア形成のヒントを得ることができました。

後半:卒業生が語る就職活動のリアル

後半では、経済学部小川貴之ゼミの卒業生であり、現在シンコー株式会社で採用広報担当を務める川本澪希氏が登壇。川本氏は、自身の就職活動の経験や採用担当視点を踏まえたキャリア形成について、具体的なエピソードを交えながら熱心に語りました。

冒頭のスピーチで、「興味の持てる業界で主体的に学び続けられる環境を選ぶこと」を重視したと述べ、自身の業界研究の進め方を紹介。また、「生活リズムを安定させるために実家から通える関西圏での就職を目指した」という現実的な視点も共有し、参加者から共感を呼びました。

また、ナビサイトの活用と企業説明会への参加方法について話しました。「条件検索を使って業界や職種を幅広くリサーチし、自分の就職活動の軸を決めることが第一歩」と強調しました。さらに、「衣・食・住のどれが好きかを考えることで、本当に興味を持てる分野を見つけた」と具体例を挙げ、最終的にインテリア業界を選んだ理由を語りました。

質疑応答では、自己PRや面接でのアピール方法に関する質問が学生から寄せられました。川本氏は「結果だけではなく、そこに至る過程をアピールすることが重要」と述べ、ゼミ活動や部活動、アルバイト経験を自分らしい言葉で伝える大切さを強調しました。また、「好きな分野を選ぶことで学び続けるモチベーションを維持できる」と補足し、企業とのミスマッチを防ぐために「本来の自分で勝負すること」を推奨しました。

学びと今後への期待

今回のトークセッションは、参加学生にとって、就職活動のリアルを知り準備を進めるための貴重な機会となりました。茂田氏が語った業界全体の視点と、川本氏が自身の体験や採用担当視点をもとに語った具体的なアドバイスは、参加者の意識に大きな変化をもたらしました。

学生の声

梅崎 雅人 さん(経済学部3年)
川本さん(卒業生)の就職活動の考え方や体験談がとても参考になりました。また、今回初めてインテリア業界について触れられ、大変興味を持ちました。

岡本 脩吾 さん(経済学部3年)
終始和やかな雰囲気でお話ししてくださり、職場の良い雰囲気を感じ取ることができました。また、インテリア業界や就職活動の進め方についてのお話は、今後の就職活動を進める上で非常に参考になりました。

松本 亘平 さん(経済学部3年)
面接や学チカ等、就職活動の進め方についてお話を伺えて勉強になりました。就職先を決定する際、企業の雰囲気等も考慮して、選択した方が良いのだと改めて感じました。

右田 彩 さん(経済学部3年)
就職活動を進める上で具体的に何をするべきか、川本さん(卒業生)の経験談も交えてお聞きすることができ、参考になりました。シンコー株式会社さんの仕事内容などについてもっと知りたいと感じました。

村井 彩子 さん(経済学部3年)
川本さん(卒業生)のインテリア業界を選んだ理由が印象的でした。また、社員の方たちの雰囲気が非常に良く、実際に会社説明会に参加したいと思いました。

山崎 大地 さん(経済学部3年)
就職活動の進め方などとても参考になりました。また、インテリア業界は奥が深いということも学べました。

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