2025.01.22
学部・大学院
スポーツまちづくりゼミがジャパネットたかた&長崎スタジアムシティを訪問

12月15日(月)、人間科学部スポーツまちづくりゼミ(指導教員:田島良輝)の大学院生1名、4年生12名、3年生4名がゼミ合宿を行い、株式会社ジャパネットたかたと長崎スタジアムシティ(長崎県佐世保市および長崎市)を訪問しました。

ジャパネットたかたで学んだ「伝える力」

訪問先のひとつ、株式会社ジャパネットたかたでは、スタジオ見学に続き、本学卒業生であり創業者でもある高田明氏(株式会社A and Live代表取締役社長)から直接お話を伺うことができました。
高田氏は、学生時代や創業当初の経験を交えながら、仕事における重要な心構えや「伝える力」の本質について語りました。1時間30分にわたる講話の中で、学生たちは次のような言葉をメモに残していました。
「何かを始めるのに遅いことはない」
「他人と比較する必要はない。自分の可能性をもっと信じていい」
「選り好みせず、目の前のことに全力で取り組むことが大事」
「挨拶、笑顔、声のトーン。本気で伝える際にはこれらが大切」
これらのメッセージが学生たちにとって大きな気づきと学びとなり、今後の行動に活かされることを期待したいと思います。

長崎スタジアムシティで得た「スポーツによるまちづくり」のヒント

続いて訪れた長崎スタジアムシティでは、まずHAPPINESS ARENAでBリーグ・長崎ヴェルカの試合を観戦しました。多くの観客が集うアリーナは、選手のプレーに熱い声援が飛び交い、スポーツの魅力を肌で感じることができる空間でした。

試合後には、PEACE STADIUM Connected by SoftBankを見学。現在、日本国内でも注目を集める民設民営のスタジアム事業について、担当者から詳しい説明を受けました。「これまでのスタジアムと何が異なるのか」「1,000億円にのぼる投資をどのように回収していくのか」など、まちづくりにおける新しいモデルの可能性について多くの学びがありました。この経験は、ゼミで取り組む「スポーツを活用したまちづくり」の研究に大いに役立つヒントとなりました。

指導教員の話

田島教授は「一言でいうと、最高の機会を提供していただきました。学生たちには、このような機会を用意してくださった方々の思いや努力を深く理解し、それを自身の学びに最大限活かしてほしいと思います」と今回のゼミ合宿を総括しました。
学生たちは、訪問先で得た貴重な体験をもとに、スポーツを通じたまちづくりの可能性をさらに探求していくことでしょう。

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