2025.03.10
学部・大学院
本間利通ゼミ 3大学合同ゼミ開催 ~摂南大学・流通科学大学と深める学び~

2025年2月10日(月)、大阪経済大学大隅キャンパスにて、本学経営学部の本間利通ゼミ、摂南大学経済学部の小塚匡文ゼミ、流通科学大学経済学部の森澤龍也ゼミの3ゼミ合同による研究発表会が開催されました。

本合同ゼミは、他大学との交流を通じて新たな視点や刺激を得ることを目的に、昨年度に続き2回目の開催となります。本間ゼミの活動の一環として、ゼミ生は日頃の研究成果を発表し、異なる専門分野の視点から意見交換を行いました。

研究発表の様子
研究発表の内容(発表順)

学生が事前に調査・分析を重ねた研究成果を披露し、活発な質疑応答が行われました。

・摂南大学A班:富士急ハイランド
富士急ハイランドの入場料無料化の狙いや、地域経済への影響について考察。

・流通科学大学1班:ペットビジネスの将来性
コロナ禍後のペットビジネス市場の成長性と、消費者ニーズの変化について分析。

・摂南大学B班:鳥取県における漫画記念館での町おこし
水木しげるロードの成功要因を分析し、地域振興策を考察。

・大阪経済大学:成績に対する関わり方と教室における行動に関する実証研究
大学生の成績に対する意識と、授業中のスマートフォン利用が行動に与える影響についての実証研究。

・流通科学大学2班:何故、日本の少子化は止められなかったのか
少子化の要因と過去の政策の効果を検証し、今後の施策について提言。

・摂南大学C班:大阪の人気観光地と周辺地域の発達
USJの成長とマーケティング戦略、地域経済への影響について分析。

3大学合同ゼミの意義

今回の発表会では、経営学や経済学の視点から多様なテーマについて活発な議論が交わされ、本間ゼミ生は多くの刺激を受けました。特に、異なる大学のゼミ生との交流を通じて、新たな視点を得ることができた点は大きな成果となりました。

本間教授は、「教員間の個人的なつながりから生まれたこの合同ゼミは、学生にとって貴重な発表の場となるだけでなく、多様なテーマを扱うことで、それぞれの分野の奥深さを実感する機会にもなっています。互いに意見を交わしやすく、安心して学びを深められる雰囲気があり、自由な発想や新たな視点が生まれる場にもなっています。こうした良い流れを大切にしながら、今後もこの合同ゼミを発展させていきたいという思いは、教員間でも強く共有されています」と述べています。

参加者全員で記念撮影
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