2025年3月12日、大阪経済大学にて大阪府警察本部サイバーセキュリティ対策課主催の「サイバー防犯ボランティア感謝状贈呈式」が開催され、経営学部の四條北斗ゼミに団体として感謝状が授与されました。また、2年生から継続的に活動してきた同ゼミ4年生の5名には、個別に感謝状が贈られました。
団体表彰
対象:四條北斗ゼミ
内容:サイバー防犯ボランティア活動を通じて、児童等のITリテラシーを向上する防犯教室の実施に尽力し多大な貢献をした。
個人表彰
対象:米澤慶二さん、中谷英夢さん、三隅史也さん、中村博徳さん、野本真之介さん (4年生の5名)
内容:児童がインターネット空間において被害やトラブルに巻き込まれることのないよう、防犯教室等のサイバー防犯ボランティア活動に尽力し多大な貢献をした。
※学年表記は贈呈式が実施された2025年3月12日時点。

この取り組みは、ゼミのテーマである「現代社会と刑事法」の一環として行われており、サイバー空間における犯罪抑止とリテラシー向上を目的に大阪府警察と連携して実施しています。SNSの安全な使い方やインターネット利用時の注意点などを小学生に分かりやすく伝える「サイバー防犯教室」は、地域に根ざした実践型の学びの場として高く評価されています。
今年度は、2年生から4年生のゼミ生12名が活動に参加し、大阪府内の小学校17校と福祉施設1か所にて、合計24コマの授業を行いました。授業は学生が主体となって実施し、イラストやクイズ、事例を交えたスライドなどを工夫しながら、児童等の理解促進に努めました。
また、桃山学院大学の学生と共同で防犯教室を実施するという新しい取り組みにも挑戦。学生同士の交流や学外の視点を取り入れたことで、活動の幅が広がり、より実践的かつ社会的意義の高い学びの機会となりました。

四條 北斗 准教授
日頃の学生たちの活動をこのように讃えていただけたことに感謝しています。参加した学生たちは、小学生を相手にして分かりやすく授業をするという経験を通して、人前で話をする際のコツを掴むことができたり、自分たちのSNSやインターネットの利用の仕方についても、改めて気をつけるべきことを認識できたり、さまざまな気づきを得たようです。過年度の卒業生が始めた活動を継続してくれていることにも、ゼミ生のつながりを感じることができて、よい活動になっていると思います。