2025.05.07
学部・大学院
スポーツの現場を、学びのフィールドに。神戸の最新アリーナでBリーグ観戦

人間科学部の授業「スポーツ実務実習a(企業PBL型)」の一環として、4月21日(月)にプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の試合を、話題の新施設GLION ARENA KOBEで観戦しました。

「スポーツ実務実習a(企業PBL型)」は外部団体と連携し、スポーツ関連企業や団体、アスリート等の課題解決を行うためにPBL(Problem Based Learning) を採用しており、学生が自ら調査、企画、実施、振り返り、改善を行う実践重視の授業です。

最新アリーナを“体感”する特別授業

この観戦会は、神戸ストークスとGLION ARENA KOBEを運営する株式会社One Bright KOBEの代表であり、本学の客員教授そして卒業生でもある株式会社スマートバリュー代表取締役社長・渋谷順氏のご協力により実現しました。今回のように「アリーナ×まちづくり」というテーマで学ぶ機会は、まさに現場とつながる“実践型授業”です。

70名もの学生が参加!アリーナの裏側を探検

当日は70名の学生が参加。授業を担当する藤本倫史准教授は「私たちが想定したより多くの学生が参加し、改めて新アリーナの注目度を感じました」と話します。

試合前には、株式会社One Bright KOBEの社員による施設見学ツアーも実施。港町・神戸らしい高級感ある内装、地元食材を使った飲食店、アリーナに隣接するTOTTEIPARKで開催予定の野外ライブやBBQイベントなど、地域と連携した“スポーツを核にしたまちづくり”の仕組みを間近で学びました。学生たちが担当者に熱心に質問を投げかける姿も見られ、現場での学びに対する関心の高さがうかがえました。

初めてのバスケ観戦に感動

アリーナ内に足を踏み入れると、そこには関西最大級のスケール感。平日にもかかわらず約8,500人の来場者が集まり、Bリーグの熱気に包まれました。

多くの学生が、プロバスケットボールの試合を観戦するのは初めてだったようで、野球やサッカーとは違うバスケットボールの魅力に感動している様子でした。参加した渡邊 哉太朗さん(人間科学部3年)は「迫力ある演出と観客の一体感に圧倒され、プロの現場をリアルに体感しました。スポーツやアリーナの魅力を五感で味わう、貴重な時間でした」と話しました。

また、小野 雅晴さん(人間科学部2年)は見学全体をとおして「ゼミのリーダーとしての参加は緊張しましたが、仲間の協力もあり、とても有意義な時間になりました。アリーナの設備の凄さに驚き、普段とは違う視点から観戦できました」と振り返り、学生たちはそれぞれに新しい学びを得たようです。

今後の授業展開にも注目!

この体験をもとに、7月から9月に実施される授業ではGLION ARENA KOBEを中心としたまちづくりやアリーナビジネスの課題解決に向けて、学生たちが企画・提案を進めていきます。そして今秋には、株式会社One Bright KOBE様に向けて発表する予定です。

ぜひ、皆さんも新アリーナを訪れてみてください。
▶ 神戸ストークス 公式サイト:https://www.storks.jp/
▶ GLION ARENA KOBE 公式サイト:https://www.totteikobe.jp/

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