2025.12.09
学部・大学院
大学院修了生が第34回「租税資料館奨励賞」を受賞

大学院修了生の轡田大介さん(経営学研究科 2025年3月修了/指導教員:古賀敬作教授)が、公益財団法人 租税資料館より第34回「租税資料館奨励賞」を受賞し、2025年11月25日(火)にリーガロイヤルホテル東京にて執り行われた授賞式に出席しました。

この賞は、税法などに関する優れた著書及び論文に対して贈られます。受賞者が、租税法学や租税法と関連の深い学術の研究をより一層深め、更なる活躍に繋げられるよう、研究助成金も贈呈されています。

今年度の応募作品数は合計170件でした。その中で見事、受賞対象となった轡田さんの論稿は、修士論文として執筆した「スピンオフ後の分割法人における非支配適格要件の適用対象の限界と是正 ―元親法人の支配概念に着目して―」です。
この受賞論稿についての概要や講評は、租税資料館HP(https://www.sozeishiryokan.or.jp/034-11/)に掲載されています。また、轡田さんの受賞論文が収録された論文集も、2026年2月ごろに掲載される予定です。

受賞者の声

この度は、大学院で執筆した修士論文に対し、租税資料館奨励賞という栄誉ある表彰を賜り、心より感謝申し上げます。自身の研究の成果が、斯界の権威ある選考委員の先生方にご評価いただけたことは、無上の喜びであり、今後の活動の大きな礎となります。
共に夜遅くまで議論を交わし、切磋琢磨した大学院の仲間たち、そして研究に不可欠な文献やデータベースの活用が可能な充実した環境を提供し、円滑な大学院運営を支えてくださった事務・図書館司書の方々にも、この場を借りて深く御礼申し上げます。
今後は租税法学のさらなる発展に貢献できるよう、一層の精進を重ねてまいる所存です。末筆ながら、重ねて厚く御礼申し上げます。

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