2026.05.28
学部・大学院
子ども食堂「びすとろ DAIKEI」― 地域と大学をつなぐ活動を継続

経済学部・塚谷文武ゼミが運営する子ども食堂「びすとろ DAIKEI」が、このたび第3期の活動を終了しました。本取り組みは、地域の子どもたちに温かい食事と安心して過ごせる居場所を提供するとともに、学生が主体となって地域課題と向き合う実践的な学びの場として、2023年度より継続して実施しているものです。なお、2026年5月からは第4期の活動もスタートしています。

地域との新たなつながりを創出

これまでの活動には、大学近隣の小学校から延べ600名の児童が参加しました。学生たちは、企画立案から当日の運営、食事の提供までを主体的に担い、子どもたちと宿題に取り組んだり、レクリエーションを通じて交流したりするなど、継続的な関係づくりに取り組んできました。
近年、地域社会における人と人とのつながりの希薄化が課題として指摘される中、「びすとろ DAIKEI」は、大学が持つ人的資源やキャンパス空間を活用しながら、地域との新たな接点を生み出す場として活動を展開しています。
また、受付や会場設営、子どもたちの見守り、送迎サポートなど、多岐にわたる運営を学生自身が担うことで、主体性や協働力、課題解決力を養う実践的な学びにもつながっています。

地域内の子ども食堂との連携も視野に

今後は、これまでの活動で培ってきた経験やネットワークを活かしながら、東淀川区内で活動する子ども食堂同士の連携についても検討を進め、子ども食堂が持つ社会的役割のさらなる充実を目指して活動を発展させていく予定です。

学生の声

多嶋凛さん(ゼミ生代表・経済学部4年)
2年生の秋学期には、子ども食堂の社会的な役割や現状、直面している課題について学び、子ども食堂への理解を深めました。そこで得た学びを活かし、3年生からは実際に子ども食堂の企画・運営に取り組みました。当初は、準備不足や予想外のトラブルも多く、円滑な運営の難しさを実感しましたが、係ごとに役割分担を行い、それぞれが責任を持って行動することで、回を重ねるごとに運営体制も改善されていきました。活動を通じて、子どもたちの笑顔や成長に触れる中で、大きなやりがいや達成感を得るとともに、人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。

指導教員の声

塚谷文武教授(経済学部)
地域と大学がつながる場として子ども食堂『びすとろ DAIKEI』の活動を2023年度に開始してから、はや3年が経過しました。これまでの継続的な取り組みにより、学内や地域において少しずつ私たちの存在を知ってくれる人が増えてきたと感じています。また、日々の運営を通じて、学生と地域の子どもたち、そしてその保護者の方々との間に、新しくゆるやかなつながり(弱い紐帯)が生まれたことは大変大きな成果だと感じています。今後は、大学キャンパス内で活動する本食堂と、東淀川区内で活動する他の子ども食堂との連携を通じて新たなつながりを創出できるよう、さらに活動を発展させていく予定です。

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