2026.07.06
学部・大学院
国内最先端のスポーツビジネスを学ぶ ― エスコンフィールドHOKKAIDOで実践研修
「大阪経済大学の皆さま ES CON FIELD HOKKAIDOへようこそ!」とのおもてなしメッセージ

人間科学部・藤本倫史ゼミでは、2025年度からスポーツホスピタリティ研究・人材育成プログラムを実施しています。
スポーツホスピタリティとは、「スポーツコンテンツホルダーの持つアセット(資産)と、その他のサービスを適切に組み合わせることで新たな付加価値を創出し、スポーツコンテンツの価値を最大化するサービス」(スポーツ庁『スポーツホスピタリティガイドブック』)と定義されており、スポーツビジネスにおける収益性やサービス向上の観点から注目されている分野です。
その一環として、人間科学部の専門演習Ⅰを受講する3年生13名が、6月初旬に「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE(Fビレッジ)」および「エスコンフィールドHOKKAIDO」を訪れ、実践研修を行いました。
Fビレッジは、北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」を中核に、商業施設や宿泊施設、温浴施設などを備え、スポーツを核とした街づくりを進める次世代型複合施設です。

今回の研修では、Fビレッジを事例に、スポーツを核とした街づくりや最先端のスポーツビジネスについて理解を深めるとともに、実践力を養うことを目的としました。学生たちはスポーツビジネス関係者へのインタビューや施設見学を通じ、新スタジアムの運営や街づくりの現状、課題について学びました。

国内最先端のスポーツホスピタリティを体感

研修では、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 事業本部 ボールパーククリエーション統括部 パートナー共創部 フード&ビバレッジグループの栗原岳大氏のご協力のもと、試合観戦に加え、通常は見学できないホスピタリティ施設を見学しました。
最高峰のスポーツホスピタリティを提供するVIPエリア「DIAMOND CLUB LOUNGE sponsored by ANA」をはじめ、「docomo CLUB LOUNGE」「Panasonic CLUB LOUNGE」の3つのラウンジを見学し、学生たちは選手と同じ目線で試合を楽しめる臨場感や、来場者へ特別な体験を提供する空間づくりを体感しました。
これらのスポーツホスピタリティエリアは完売が続き、キャンセル待ちとなる人気ぶりであることも紹介され、スポーツ観戦に新たな付加価値を生み出す取り組みについて理解を深めました。
本研修のリーダーを務めた浅井陸さん(人間科学部3年)は、「些細なところにも気を配っており、講義だけでは分からない最先端の空間デザインの力を肌で感じました」と話します。
また、洗練されたフードサービスやエンターテインメント空間など、単に野球を観戦するだけではなく、来場から退場までを特別な体験へと変える空間づくりやサービス設計についても学びました。

顧客感動を生むラウンジ
インタビューを通して最前線の考え方を学ぶ

学生たちは栗原氏へのインタビューも実施しました。「仕掛け」と「快適性」を両立するテーマパーク型の空間づくりやフード価値の創造について話を伺ったほか、スポーツ団体だけでなくテーマパークやエンターテインメント施設とも積極的に情報交換を行い、新たな価値創出につなげていることを学びました。
また、イベントの企画立案では、来場者データの分析や他施設のリサーチを徹底するとともに、「既成概念や固定観念を打破するマインド」が重要であるというプロとしての姿勢にも触れ、学生たちは今後の研究に向けて大きな刺激を受けました。
多忙なスケジュールの中、学生たちのために貴重な学びの機会を提供していただいた栗原氏に、ゼミ生一同、感謝の意を表しました。

インタビューに真剣に取り組む学生たち
初めて訪れたエスコンフィールドで得た学び

スタジアム内に足を踏み入れた学生たちの目の前に広がっていたのは、世界最先端のスケール感と、これまでの球場の概念を覆す開放的な空間でした。光や音を駆使した迫力ある演出やスタジアム全体を包む熱気に、学生たちは圧倒されました。
多くの学生にとってエスコンフィールドHOKKAIDOを訪れるのは初めてであり、プロスポーツの現場が持つエンターテインメントの魅力を肌で感じる貴重な機会となりました。
浅井陸さんは、「国内最先端のスポーツホスピタリティを肌で感じることができ、とても実りのある研修でした。また、メンバー全員の意識も高く、成長を実感する有意義で貴重な時間になりました」と話しました。
また、研修副リーダーの宇夫心咲さん(人間科学部3年)は、「初めて訪れたエスコンフィールドのスケール感や演出にとても感動しました。また、インタビューを通して、来場者を楽しませるための多くの工夫や想いを知ることができました。現場でしか学べない貴重な経験となりました」と振り返り、それぞれが新たな学びを得た様子でした。

素敵なラウンジで記念撮影
スポーツホスピタリティ人材の育成へ

藤本倫史ゼミでは昨年度から本プログラムを実施しており、プロバレーボールリーグ「大同生命SV.LEAGUE」のアクティベーション&ホスピタリティサービスプロバイダーであるTSP太陽株式会社や、スポーツホスピタリティに関する共同研究を進めてきた株式会社ジャパン・スポーツ&ツーリズム・プレミアの倉田知己氏の協力のもと、実践的な学びを展開しています。
TSP太陽株式会社からSVリーグにおけるホスピタリティの現状や課題について伺った後、学生たちは課題解決に向けたプレゼンテーションを実施しました。
企業から助言を受けながら改善を重ねることで、スポーツビジネスに必要な実践力を養っています。
今後も藤本倫史ゼミでは、関係各所と連携しながら、スポーツホスピタリティに関する研究・教育活動をさらに推進していきます。

TSP太陽株式会社大阪支店にて学生がプレゼンを実施

株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
公式サイト:https://www.hkdballpark.com/index.html

TSP太陽株式会社
公式サイト:https://www.tsp-taiyo.co.jp/

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