2026.10.02
学部・大学院
「障害のある人の移動の自由と尊厳」をテーマに ― 9大学社会保障法合同ゼミで受賞

2026年9月13日(日)から14日(月)にかけて滋賀県高島市で開催された「9大学社会保障法合同ゼミ」において、経営学部第1部ビジネス法学科・藤澤宏樹ゼミの3年生チームによる報告「障害のある人の移動の自由と尊厳」が「Teacher選考!合同ゼミShow」を受賞しました。

この合同ゼミは30年の歴史を持ち、今回は本学を含む9大学(愛媛大学、金沢大学、神戸大学、津市立三重短期大学、佛教大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、大阪経済大学)から総勢約90名が参加しました。

合同ゼミでは、共通テーマ「社会保障と地域(地方)」のもと、各大学が持ち時間50分で発表を行いました。藤澤ゼミからは2チームが出場し、チーム①が「障害のある人の移動の自由と尊厳」、チーム②が「子ども食堂ハレルヤの運営課題から考える持続可能な地域支援」をテーマに発表しました。

チーム①「障害のある人の移動の自由と尊厳」では、障害のある人の街中での移動について、「『移動できること』と『自由に移動できること』とは違う」のではないかという疑問から出発しました。続いて、障害者総合支援法における移動支援制度の問題点を整理。その上で、車椅子を利用している方と実際に上新庄駅から梅田駅へ移動し、再び上新庄へ戻るルートで外出し、交通機関や駅、バス停、道路にどのような問題があるのかを探りました。最後に、どのような解決が可能かを検討し、誰もが自由に移動できることが「当たり前」の社会を実現すべきだとまとめました。

チーム②「子ども食堂ハレルヤの運営課題から考える持続可能な地域支援」では、最初に、子ども食堂そのものを直接規定する法律はないものの、諸法令を組み合わせた形で支援が行われていることをまとめました。次に、大阪市東淀川区の子ども食堂「ハレルヤ」を2回訪問し、運営者と利用者の双方にインタビューしました。運営者からは、経済面や広報面の課題について話を聞きました。利用者へのインタビューからは、さまざまな人が子ども食堂を食事の場としてだけでなく、子どもの居場所としても活用していることがわかりました。最後に、こうした現場で得た知見をもとに、子ども食堂の将来像について、「地域食堂」として発展すべきとの方向性を示しました。

各発表では活発な議論が展開されました。また、夜のバーベキューでは、他大学の学生と語り合い、互いに交流を深めました。

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