2024.12.23
国際交流・留学
留学生と高校生がつながる異文化交流

2024年11月26日、大阪府立淀川清流高等学校(旧:北淀高校)で「総合的な探究の時間」の一環として、本学の留学生4名が参加する異文化交流授業が行われました。淀川清流高校との国際交流行事は、2007年から2019年まで毎年実施されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中断。今回、同校からの要請により、5年ぶりの再開となりました。
今回の授業は「留学生との交流から学ぶ」をテーマに、高校2年生を対象に実施されました。この授業では、異なる文化を持つ人々との交流を通じて国際的な視野を広げ、自身の価値を再確認することを目的としています。

異文化に触れる特別な時間

当日は、留学生がそれぞれ母国の写真や伝統衣装、小物などを持参し、高校生に文化を紹介しました。さらに、母国語を使った「かるた作り」や「かるた遊び」を通じて交流を深めました。

質問コーナーでは、高校生から「日本の印象」「自分自身の経験」など、多岐にわたる質問が寄せられました。留学生は、一つひとつの質問に丁寧に回答する中で、母国の文化を伝える責任と誇りを再認識したと言います。

高校生にとっては、普段なかなか接することのない視点や価値観に触れることで、新鮮な体験となりました。交流の時間は終始笑顔が絶えず、終了後には、「異文化を身近に感じ、視野が広がった」という感想が数多く寄せられました。

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