
学生サークルの「珈琲倶楽部」は、2025年3月10日から23日の期間にわたり、大阪府赤十字血液センター 曾根崎献血ルーム RedOne CLUBと連携し、自家焙煎コーヒーの提供を行いました。
本取り組みは、献血推進とサービス向上を目的とする同ルームの活動の一環として実施されたもので、珈琲倶楽部がこれまでに大学内外で展開してきた実績が評価され、大学ホームページを通じて注目を集めたことがきっかけとなりました。

今回のコラボレーションでは、曾根崎献血ルームに設置されたコーヒーメーカーで提供されるブレンド豆を、珈琲倶楽部が特別に焙煎・調合しました。
ブレンドにはコスタリカ、ケニア、インドネシア産の豆を使用。浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎度合いを組み合わせ、「酸味を抑えた高級感のある味わい」という同ルームからの要望に応える形で、珈琲倶楽部代表の和田侑巳さん(経営学部3年)が開発を手がけました。

豆の提供期間は3月10日から23日までの2週間で、「珈琲倶楽部スペシャルブレンド」として期間限定で提供されました。
また、うち4日間(3月10日・11日・17日・18日)は、サークルメンバーが現地に赴き、来場者に対してハンドドリップによるコーヒー提供を実施しました(各日14時~16時)。
学生は、提供中の空き時間を活用して利用者に声をかけ、ブレンドの特徴や焙煎へのこだわりを伝えることで、より深くコーヒーの魅力を届ける工夫を行いました。
コーヒーを通じたこうした交流が評価され、「たまたま訪れたが、今日来てよかった!」と感想を寄せる方もおり、活動の意義が実感される場面も見られ、また出店当日に本サークルの活動を知った方から、別のイベントへの参加依頼をいただくなど、本活動が新たなつながりの機会にもなりました。

珈琲倶楽部では日頃から学外での出店を行っており、地域イベントなどでも自家焙煎コーヒーを提供しています。
今回の取り組みについて、学生は「若い世代の来場者も多く、コーヒーを通じて多くの方と交流できました。出店はとてもやりがいがあり、今後も積極的に活動していきたいです」と振り返りました。
また本コラボレーションについても、「またお声がけいただけるようであれば、ぜひ取り組みたいです」と意欲を示しており、今後の活動のさらなる広がりが期待されます。
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