【経営学部】税法(2021年度)

大阪国税局東淀川税務署副署長による講演会を開催

2021年12月2日(木)に、国税庁の「税を考える週間」(2021年11月 11日~17日 週間テーマ: くらしを支える税)に関連し、経営学部の講義「税法」(担当:古賀敬作 准教授)に、東淀川税務署の藤淵一久副署長を講師にお迎えし、「税務署の組織と仕事」というテーマでご講演いただきました。
 
 講演では、納税サービスのデジタル化や税務行政のグローバル化のほか、調査官のご経験を踏まえ、税務執行の現場ついてのお話と国税庁税務大学校総合教育部教授も歴任されていることから、税のスペシャリストになるためのアドバイスをいただきました。
 受講生からは、税務署のお話を聞き、税について興味を持つきっかけになった」、「法人課税部門のお仕事についてのお話では、ICT化に対応するため、情報技術専門官が配置されていると聞き、想像以上の複雑さを感じた」といった感想や、「闇雲に国民の義務だから税を支払い続けているイメージだったが、今回の講義を通して私たちが納めている税は一般会計歳入の約6割を占めており、社会保障や公共事業として活用されていることを学んだ。また、申告漏れの話を聞き、税の重要さを再確認することができた。大学の講義で税法を受講していたため、藤淵さんのお話を理解できたが、実際に若い人は上記イメージがある人は少ないと考える。そのためこのように大学の講義で講演をしたり、SNS等のメディアで伝えていったりする必要があると考える」といった意見がありました。受講生は、身近な税・身近な行政を感じてもらう機会となりました。
 講演会の最後では、東淀川税務署総務課の鈴木健介課長補佐から税務署でのアルバイト紹介や国税専門官募集案内のパンフレットを配布していただきました。

ご講演内容は、以下の内容でした。
税の役割 国税庁の使命 税務署の仕事 適正・公平な税務行政の推進 納税者サービスの充実災害等の復興に向けて ●酒類行政 政策評価と税務行政の改善 税のスペシャリストになるためには