【2019年度】上宮ゼミ 合同ゼミ(同志社、大阪府大)開催

3大学合同研究発表会

2019年11月30日(土)本学D館32教室にて、同志社大学西岡ゼミ、大阪府立大学近藤ゼミと3大学合同研究発表会を行いました。参加者は100名。

同志社大学の西岡幹雄ゼミと大阪府立大学の近藤真司ゼミが毎年開催していた合同研究発表会に2011年度より加わる形で上宮ゼミも参加するようになって8回目(2016年度は在外研究期間のため不参加)。持ち回り制で会場校が決まるため、2013年以来6年ぶりの本学開催となりました。西岡教授、近藤教授は、上宮准教授にとって経済学史学会をはじめ複数同じ学会に所属する学問上の先輩であり、研究上の交流も盛んにおこなっています。また、上宮准教授は、学生時代に所属したゼミで西岡ゼミと数回合同ゼミを行った経験があります。

発表をおこなったのは計9グループ。同志社大学の発表は歴史と観光・地域振興、大阪府立大学や本学の発表は行動経済学の実証が中心で、発表テーマに各ゼミの特色が出ました。学生たちは先行研究文献の精読と分析、学内外でのアンケート調査、統計分析など、さまざまなアプローチを用いていました。
 質疑応答においては、いずれのグループの発表にたいしても各ゼミ生は積極的に質問をしていました。発表者にとってはさまざまな指摘や助言を得るまたとない機会となったと同時に、質疑応答をスムーズにおこなうことが今後の課題となりました。

ゼミ交流を目的とした懇親会も研究発表会後に本学内で開催され、各大学の学生混成チームでおこなうゲームが取り入れられ、各大学が潤滑に交流できるよう工夫がなされていました。

参加した学生の感想

■上宮ゼミ 玉城沙羅さん
合同ゼミの運営は各大学との連絡やプログラム作成、懇親会会場の手配など準備が大変でした。動き始めるのが遅く、慌ただしくなってしまったことが一番の反省点です。当日も忙しくはありましたが、大きなミスなく進み懇親会も他大学の人とも交流できたので良い経験になりました。

■上宮ゼミ 池田宝希さん
今回この合同ゼミが本学主催となり、私は懇親会の幹事をさせていただきました。初めは不安が大きかったですが、先生方、学生の皆様、大学関係者の皆様のご協力もあり、学びを互いに共有できる貴重な時間を築くことができて本当に良かったです。

<発表テーマ一覧>
同志社大学 ⻄岡ゼミ
「食観光と大阪」  
「AI,生産性革新を導入した職住一致の企業・産業と滋賀」 
「空き家の再生と活用を通した東大阪の活性化」
「和歌山県における食産業による町おこしの分析」

大阪府立大学 近藤ゼミ
 「サンクコストの罠」
  
本学 上宮ゼミ
 「ギャンブル依存の抑止〜制御幻想の観点から考える〜」
 「『限定』によって変わる消費者の選択−入手可能性の制約が購買意欲に作用する?!」
 「衝動買いと知覚要因の関連性−商品デザインの好み及び陳列方法は購入の意思決定に影響を及ぼすか?」
 「大阪市東淀川区の水害の変遷とこれからの防災対策」