【2022年度】小巻ゼミ 地方創生★政策アイデアコンテスト2022で北海道経済産業局長賞を受賞

小巻ゼミ 地方創生★政策アイデアコンテスト2022で北海道経済産業局長賞を受賞

小巻ゼミ3年生が、地方創生★政策アイデアコンテスト2022(主催:内閣府地方創生推進室、共催:経済産業省)大学生以上一般の部において北海道経済産業局長賞を受賞しました。
 
このコンテストは、RESASやV-RESAS等の地域経済分析システムを活用した地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にするような政策アイデアを募集するもので、高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部(地方公共団体、民間企業等の社会人の方を含む)の2部門があります。
 
1次審査を通過すると、2次審査と分析対象地域で区分される地方審査が行われます。小巻ゼミは、「函館の活性化~ブリの活用~」と題して、単位当たりの価格がイカの1/3程度と低く、漁業経営を圧迫させていたブリの価値を向上させるため、官民連携のブランド化構想に加え、品質を一定化させるブリのシーチキンを生産し、缶詰として販売する方策を提案。地方審査において、ブリを缶詰にすることの意味、また缶詰の販路まで合わせて検討し、提案の実現可能性を高めているという点が評価され、北海道の地方創生に大きく貢献しうる優秀な政策アイデアであるとして北海道経済産業局長賞を受賞しました。そして2022年12月5日(月)には、北海道経済産業局で表彰式が行われ、表彰状授与と記念撮影の後、プレゼンテーションを披露しました。
 

また地方審査とは別に、2次審査も通過し最終審査会へと駒を進めました。最終審査会は12月10日(土)に行われ審査員に対して直接プレゼンテーションを行いました。
 
指導にあたった小巻教授は、「ゼミではグループごとに約1年間をかけてデータ分析を行い、それぞれが地域おこしの提案型の作品を作成してRESASのコンテストに応募しました。その中でこの作品は函館には行ったことのない学生が、いわゆる地域おこしに必要な「よそ者」「若者」の視点から提案できるところまで作り上げた点で高い評価を得たと思います」と話し、学生たちの頑張りを称えました。
 
学生の声
遠藤誠也さん(経済学部3年)
今回のゼミの活動に取り組むまでグループのリーダーを務めた経験がなかったので、グループをまとめながら物事に取り組むことの難しさを感じました。
受賞できるとは考えていなかったので驚いていますが、ゼミの授業や夏休みなどこれまで多くの時間をかけて活動してきたので嬉しく思います。