【2022年度】井上晴可ゼミ 「テクノアイデアコンテスト」健闘賞受賞

布谷太輝さん、渡邊礼慎さんが「テクノ愛2022」で健闘賞受賞!

テクノ愛実行委員会主催、公益財団法人京都技術科学センター・京都大学産官学連携本部共催のテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2022」にて、布谷太輝さん、渡邊礼慎さんが健闘賞を受賞しました。
 
テクノアイデアコンテスト」は、将来の産業・科学技術の発展を担うベンチャー精神に富んだ起業家や柔軟でユニークな発想を持つ研究者を育成するため、科学技術やものづくりへの関心を高める取り組みの一環として、高校生や大学生等を対象に、技術に関する斬新で独創的なアイデアを募集するコンテストです。
 
「大学の部」では計68作品の応募がありましたが、健闘賞は最終審査に進む9作品を除き、上位12作品の優れた作品に贈られる賞です。
 
■作品テーマ
深層学習を用いた農作物の盗難防止
 
■作品概要
近年、農作物の盗難による被害が多く発生している。パトロールや防犯カメラによる防止策があるが、前者は人員が必要で常に実施できない、後者は夜間撮影に対応する機器は高価という課題がある。深層学習を用いて防犯カメラで撮影した動画像を夜間から昼間に変換し、侵入した人物を検出して、警告および通知するシステムを提案。これにより、農作物が盗まれる前に侵入者への警告および農業従事者へ通知することができ、農作物の盗難被害の低減が期待できるアイデアである。

受賞者の声

布谷 太輝さん(情報社会学部4年)
私たちにとって初めてのコンテストだったので、受賞することができて素直にうれしいです。健闘賞は、井上先生のご指導や仲間との意見交換があっての結果なので、心から感謝しております。新しいことに挑戦し、知見を得られる楽しさや重要さを知りました。今後もこの経験を糧に、さまざまなことに対して挑戦していきたいと思います。
 
渡邊 礼慎さん(情報社会学部4年)
テクノ愛は初めてのコンテストで、まさか受賞するとは思っていなかったので、喜びより驚きが勝っています。仲間との協力、井上先生をはじめ、さまざまな方のサポートがあってこその賞だと思っております。コンテストで賞を得るために、夏休みに毎日頑張った甲斐がありました。今後もこの経験を忘れず、研鑽したいと考えています。

指導教員の声

井上 晴可 准教授
本ゼミでは、2年生からアイデア、思考力、データ分析やAI技術の習得に向け、学生が積極的に取り組める環境作りを大切にしています。ゼミナール教育で取り組んでいる内容に対して受賞できたことを大変嬉しく思います。これからも、新しいことに挑戦したいという学生を支援したいと思います。

(写真)左から順に、布谷太輝さん、渡邊礼慎さん、井上晴可准教授