中小研(吉野グループ)

活動実績

3機関連携による共同研究の実施について

本共同研究は、青森大学金井一賴学長(大阪大学名誉教授)が提唱する「社会的プラットフォーム」の理論をもとに大阪シティ信用金庫殿と大阪経済大学をくわえた3機関による初の共同研究です。

文部科学省は、キャリア教育の一環として「小・中学校等における起業体験推進事業」を推進し、起業家の養成を視野に具体的な取り組みがおこなわれています。また、自治体をはじめやベンチャーキャピタルや金融機関などは支援事業を整備し、起業家支援を鮮明に打ち出しています。

大阪経済大学では親族からの事業承継や新たな起業に向けた高い志を有する学生が数多く在籍しています。しかし、実際の起業において起業機会の認識はあるものの具体的な活動に入れない厳しい現実があります。そこにはスタートアップ期に重視すべき事業資金の確保という根源的な問題があります。

この度の共同研究は、起業意欲を有する学生に起業に向けた「新たな枠組み」の創造を目標としています。自治体や金融機関の従来型の支援制度とは異なり「社会的プラットフォーム」の理論を取り入れた大学、産業、行政、学生からなる自由な議論の場から学生起業家にとって必要かつ重要な要素を析出したいと考えています。同時に、地域金融機関を代表する大阪シティ信用金庫殿の知見から起業における新たな融資の枠組みとして金融商品の検討を行います。学産官プラス学生の起業創造の場の構築と起業支援の新たな枠組みを創造し、将来的には学生起業、卒業後の起業を促進する起業家養成を通じて「商都大阪」の振興に貢献したいと考えています。

共同研究スタートアップ開催【開催終了】

<概要>

日時:2022年6月24日(金)17時から挨拶

参加者:大阪経済大学 学長 山本俊一郎

            青森大学 学長 金井一賴

            大阪シティ信用金庫 副理事長 福岡寛

会場 :

挨拶終了後 研究担当者による第1回共同研究会議開催

以上