高校生の頃からラグビー部に所属していました。ラグビーを通じて食事や水分補給の大切さを学び、いつからか「将来は食品関連の企業の営業職として、食事の重要性を広めていきたい」と考えるようになりました。
大学でもラグビー部に入部しましたが、週6日の練習があることを考えると、ほかの人と同じように就職活動に取り組んでいては時間が足りないと考えました。そこで1年次から積極的に行動することを心がけ、キャリア関連の授業を履修。担当の先生は、授業内で就職イベントやセミナーの情報も紹介してくれました。上級生向けのものが多かったのですが、それでもできる限り参加しました。3年次には食品会社へのインターンシップにも参加するなど、常に自分のキャリアを意識しながら大学生活を送りました。
学年が上がるごとに就職活動に向けたイベントやセミナーに参加する機会が増えましたが、同時にラグビー部内での責任も大きくなりました。これまでは先輩の指示に従っていた練習メニューも、だんだんと自身の裁量で決める範囲が大きくなり、就職活動との両立は大変でした。
しかし、ラグビー部での学びや取り組みは、就職活動にも生かされる部分がありました。私たちのチームは、プレイの質と同等に、規律を重んじること、周りへの敬意を忘れないことを大切にしていました。就職活動に対しても同じように取り組み、マナーを入念に学び、挨拶や言葉遣いの一つひとつに気を配りました。
そんな私の姿勢を一番評価してくれたのが、食品卸売業を営む株式会社日本アクセスです。内定をいただいた後に理由を尋ねると、説明会で一番前に座ったことや、面接の1時間前に到着したことまで覚えてくださっていたのです。自身の人間性を認めてもらったことを嬉しく思い、株式会社日本アクセスへの入社を決意しました。
私は営業職に絞って就職活動に取り組んできました。しかし株式会社日本アクセスの選考を受けたことで、学生や社員一人ひとりの人間性と向き合う人事の仕事への興味も湧いてきました。だからこそ、この先どんな役割を与えられたとしても、その仕事と真摯に向き合い、懸命に取り組みたいと考えています。就職活動とラグビー部、どちらも手を抜かずに取り組んできたからこそ、このような考え方にたどり着けたのだと思います。