17歳からのメッセージReport2011

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20 17歳からのメッセージ17歳からのメッセージグランプリ学生審査員賞金賞銀賞奨励賞学校特別賞応募参加高校一覧ている父も店も好きだった。でも私は自分のことでイライラしていた時に、自分の親の店を馬鹿にした事を言ってしまった。その時母に「パパは味だけ売ってる店とちゃうからな。」と言われて、自分の言った事が恥ずかしくて本当に子供だなっと思った。たくさんの人が店に来るのは、父の人柄や優しさに惹かれているから。店に来た他人のお客さんも知り合いになって帰っていく。そのお客さんがまた違うお客さんを連れてきて人との繋がりが増えていく。そこからまたいろんな事を知って学んで自分自身が成長できる。私はそんな店を作った父も店も尊敬している。どんな店よりどんな父親より誇りに思う。店の名前は「あぐんちゃ」沖縄の言葉で「友達」。笑ってしまうほどピッタリな名前。兵庫県立小野高等学校(兵庫県)清家大雅さん母の笑顔「いってきまーす…」気だるそうな声で家のドアを開け、自転車に乗って駅へ向かう。「今日もかな…」振り返ると思ったとおり、家の窓から母が、下宿した兄の代わりのつもりだろうか?兄手製のパンダのぬいぐるみを手に見送っている。思わず笑みがこぼれた。「いい年して何してんだか…」と何度思っただろう?しかし、毎日の日課となってしまったこのやりとりは元気づけられる一因だ。思い返すと、どんなに自分が不機嫌そうであっても、反抗的でも常に笑っている母。よくもまぁいつもニコニコしていられるもんだと思う。でもその笑顔が、落ち込んだ時、悩んだ時、逃げだしたい時に幾度となく支えとなってきたことは、自分が一番知っている。そういえば母は言っていた。「お互いケンカして、次の日に機嫌いい声なんかだせんやろ。でももしその時顔まで不機嫌で、おまけにそれが最後に目にした息子の姿やったら悲しいやん。」と。そうだ、確かに言っていた。派手にケンカした日も、翌日には必ず母は笑っていたのはこの為だったんだ。自分の一生に一人しかいない母親。言葉を交わさなくても態度で、動作で励まし続けてくれた母親。「ありがとう」なんて恥ずかしくてとても言えないが、気持ちは伝わるはずだ。そう思い、「いってきまーす! !」いつもより少し大きな声で、振り向き様に目が合った母に笑い返して、今日もまた駅へと向かう。兵庫県立神戸商業高等学校(兵庫県)東岡友希さん職場のクールビズある企業が東京都・神奈川県・埼玉県の20代から60代のビジネスマン1030人を対象に「クールビズに関するアンケート」を実施しました。アンケートの内容は、スーツにネクタイを締めたものから七分丈パンツにポロシャツ、デッキシューズを合わせたものまでを5段階に分け、ビジネスの場でどこまでが「許せる」と感じる格好なのかを聞いたものです。結果はクールビズに賛成する人が増加したというものですが、私が気になったのは結果ではありません。「どこまで許せるか」という問いかけです。この許すとか許さないで考えるところに日本の息苦しさを感じてしまいます。「なんだよ許すって。神にでもなったつもりか。」と思ってしまいます。ただ私もクールビズには賛成です。許すとか許さないではなく、今年の夏は服装くらい好きにさせないと仕事どころではないと思うからです。おそらくどの職場でも節電を考えて空調を控えるでしょう。しかし、このようなアンケートでの結論として「TPOが大切」とまとめられますが、クールビズと言っても事務職だけで、営業などで外部の人と会うような人はきちんとスーツを着て汗だくになっているのを想像すると可哀想で、そこまでクールビズに対する理解が深まればと思いました。兵庫県立豊岡総合高等学校(兵庫県)田垣香奈さん父への「心づかい」私の家はいわゆる父子家庭。父一人子一人という家庭である。母は、私が二つになる前に離婚して、私は顔すら覚えていないが、私は母のことに関して父にたずねたことはない。母がいないことで私が困っていると思わせたくなかったからだ。父子家庭という環境で都合が悪いことは多々あったが、私が我慢してすむことならば我慢すればいいと思っていた。それが父への心づかいであると今までは思っていたのだ。その考えを変えさせられる出来事があったのは、つい最近だった。学年が変わってすぐの頃、私には一つの心配ごとがあった。それは二年生での行事、修学旅行の事だ。小中学校とは違い義務教育でない高校は、ただでさえお金がかかる。それなのに、修学旅行まで行ったら、父にさらに迷惑がかかるのではないか、と私は思っていた。私はそのことを近所のおばさんに相談してみた。その人は家の事情もよく知っていて、唯一なんでも話せる人だ。その人は、私の考え方は間違っていると言った。我慢ばかりでなく本音を言うことも大切だ、と。「我慢せずに旅行でもなんでも行けばいいのよ。おみやげと楽しい思い出話を聞ければ親は満足なの。」そう言ってその人は笑った。その時私は、「我慢」と「心づかい」の違いが初めて分かったような気がした。父にはたくさんおみやげを買って帰ろうと思う。兵庫県立西宮南高等学校(兵庫県)?古伶さんネット・プラス・マイナス世の中では、最近ニュースでも見る「インターネット」の文字。私はインターネット、略して「ネット」をよく使う方だと思う。ニュースで見るインターネットは、学校で授業の時に言われるように、悪いものが多い気がする。社会でも、ネットでも孤立していたことからおきた無差別殺人や、個人情報の流出、ワンクリック詐欺など顔の見えない相手という壁が大きくなっている気がします。とくに学校の友達どうしで行う、学校の裏サイト。生徒のイジメに使われるだけでなく、先生の事も流れていきます。しかし、ネットには良いところもあると思います。私はインターネットを通して友達になった人がいます。顔は知らなくても、その人と話すことでリラックスできます。そして、