外国語教育について

英語

近年のグローバル化に伴い、世界言語としての英語の地位はよりいっそうゆるぎないものになり、入社時に英語資格試験のスコアを考慮する企業が年々増加するなど、英語の需要はますます高まっています。就職活動や海外旅行で英語が役立つことは言うまでもなく、日本国内でも、外国人に英語で話しかけられる機会が多くなりました。特に商都大阪や観光都市京都・神戸をかかえる関西において、そういった経験のある人も多いのではないでしょうか?英語で外国の人々とコミュニケーションをはかることは、より豊かな経験につながります。大阪経済大学で、「意思の疎通をはかる手段」として使うために英語を学びましょう。
大阪経済大学では、学生の興味や必要に応じて英語を学ぶことができるように、必修英語と選択英語の2ステップで学べる英語プログラムを提供しています。 

ドイツ語

欧州は、アメリカとも中国とも違う独自の道を歩んでいます。サッカーだけではなく、環境問題、個人情報保護への高い関心など、独立した文化・経済圏を形成しています。
その欧州の中で、ドイツ語圏の国々は中心的な役割を果たしています。ドイツやスイス、オーストリア、リヒテンシュタインには、「メルセデス・ベンツ」や「ニベア」、「ネスレ」などの世界的なブランドや企業が多くあります。
こうした経済力は、基礎から応用までの幅広い研究開発に支えられています。ドイツには、アインシュタインもいた「マックス・プランク研究所」やMP3を開発した「フラウンホーファー研究機構」など、世界トップレベルの研究所や大学が多数あります。
スポーツや文化の面では、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントなどのサッカークラブが活躍する「ブンデス・リーガ」が有名ですね。また、3000種類以上あるといわれる「ブロート(ドイツパン)」や世界で最も北で生産される「ヴァイン(ドイツワイン)」などおいしいものもたくさんあります。
豊かな経済・科学・文化を創り出すドイツ語圏の世界を学びませんか。本学では、初級コースだけではなく、上級コースも用意されているので、しっかりドイツ語を学ぶ環境が整えられています。

フランス語

皆さんは、普段それがフランス語とは知らずに、アンケート、グランプリ、シェフ、ジャンル、デッサン、ビュッフェ、ブティックといった言葉を使っていると思いますが、外来語として我が国に定着しているヨーロッパの言葉では、英語に次いでフランス語が圧倒的に多いのです。少し注意して街を歩いてみると、喫茶店やスナックや洋品店などの看板にフランス語起源の言葉がやたら多いことに気づきます。なかには少々怪しげな綴りがあったりしますが、フランス語を単なるアクセサリーがわりに使っているのなら、ことさら目くじらを立てるまでもないことでしょう。しかし、いったん皆さんがフランス語を勉強しようと望んだ以上は、少し真剣にこの未知の言語に取り組んでみましょうよ。国連や国際オリンピック委員会などの公用語のひとつでもあり、ベルギーやスイスやカナダのケベック州やアフリカなど、多数の国で日常使用されているフランス語を身につけることは、国際化が叫ばれて久しい我が国にあっても決して無駄なことではないはずです。また、フランス語の勉強をつうじて、その言葉が使われる国々の文化や歴史にも大いに興味を持ってほしいものです。パリはあなたを招いています! 

中国語

中国語は漢字を使用するから、なんとなく身近に感じる。話題の多い中国だから興味がある。動機はなんでもよろしい。話せるようになりますか、という質問をよくうけます。あなたの努力次第です。中国に留学し不自由なく中国語を話す本学先輩もいます。誤解をしてはだめです。留学したから話せるようになったわけではありません。中国語で話そうと決意し日本で練習した結果であるのはいうまでもありません。
中国語を使って会話する自分を想像してみましょう。継続することが、なによりも重要です。話すための基礎、つまり発音の練習からはじめます。13億の人々と中国語を介してつながる可能性がでてくるのですからおもしろくないわけがありません。 

スペイン語

今、カリブ海が面白い。アップ・テンポなサルサ・ダンスって知ってるかな。じゃあレゲエとボブ・マーリーも?スポーツでは何て言ったってラテン・サッカーのレベルの高さ、華やかさ、得点したときの選手のパフォーマンスの恰好良さと観衆の熱狂的応援。君はもうスポーツ、音楽、ダンスを通じてスペイン語の世界にのめりこんでいるよね。
スペイン語人口は5億人に迫り、スペイン本国とラテンアメリカなど世界20カ国で公用語として話され国連の公用語の一つになっている。アメリカ合衆国でヒスパニック系の人が5000万人に近づいている。皆はローマ字を読むのと英語を話すのでは、どちらが簡単かな?スペイン語の発音は、ローマ字読みでいいのです。日本語のアイウエオの母音読みと同じだから発音に関しては全く問題ないよね。古代ローマ帝国の言語であるラテン語を母体として、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ルーマニア語などに発展していったんです。どう?先生に習ってBuenos días.(ブエノス・ディアス お早うございます)と言ってみない?

朝鮮語

韓国・朝鮮の文字(ハングル文字)がつくられたのは15世紀(1443年)のことです。この文字は10個の基本母音字と14個の基本子音字の組み合わせから成っています。最初は象形文字のようで取っ付きにくいように感じられますが、とても合理的につくられているので、コツさえつかめば非常に理解しやすい文字です。また韓国語・朝鮮語の語順は日本語と同じで、助詞の使い方もほぼ同じですから基本的なルールをマスターすれば、簡単な文字の読み書きはすぐに出来るようになります。また語彙においても、日本語と共通する漢字語がたくさんあり、その音と意味は日本語ととてもよく似ていますので、非常に学びやすい言語だと言えます。
ところで、ハングル文字を覚えると、日本の町角には数多くのハングル文字があることに気がつくことでしょう。やはり韓国・朝鮮と日本はとても近い国なのです。特に韓国へは簡単に日帰り旅行ができるほどです。
「近きから遠きへ」という言葉があります。ヨーロッパやアメリカよりも、古代から深い関係を持ってきた韓国・朝鮮から日本を見つめ直すと、21世紀のアジアの時代において、新しい日本の姿が発見できるかもしれません。