17歳からのメッセージReport2011

17歳からのメッセージReport2011 page 32/48

電子ブックを開く

このページは 17歳からのメッセージReport2011 の電子ブックに掲載されている32ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
17歳からのメッセージReport2011

3117歳からのメッセージ17歳からのメッセージグランプリ学生審査員賞金賞銀賞奨励賞学校特別賞応募参加高校一覧た。最初の頃はレッスンが終わると顔が痛くなった事もよくありました。今では自然に笑顔で踊る事ができるようになり、レッスンが楽しいと感じるようになりました。そして17歳になって私は笑う事も大切だけど活力のある目も大切な事に気づきました。目には不思議な力があります。「目は口程にものを言う」という言葉通り、部活動に一生懸命頑張っている人は目がキラキラしていてとても魅力的です。バレエの先生が「神様は頑張った人にプレゼントをくれる」と言っていました。そのプレゼントとは目の輝きの事なのだと最近思うようになりました。私もそのプレゼントがもらえるように、バレエや声楽のレッスンに更に一生懸命取り組み、最後の受験で今まで学んだ事を全て出しきれるように頑張ります。大分県匿名希望事故にあって私は小学生のころ、交通事故にあった。学年が上がってクラスも変わり、その新しいクラスになじむことができず、私は憂鬱な気持ちで家に帰っていた。すると車のすさまじいブレーキ音といっしょに強い衝撃が体に走り、気を失った。次に気がついたのは病院のベッドだった。両親が心配そうな目でこちらを見ており、私が起き上がると泣きそうになりながら抱きついてきた。その後、母がどうして事故にあったのかを私に聞いた。私はためらったが、こんなにも心配してくれている両親を目の前にかくすのは、無理と思い、重い口を開けて、学校で上手くいっていないことを話した。すると「おまえに足りないのは相手の目を見て話すこと、元気に話すこと、それから笑顔だ」と父に言われた。確かにその日までの私はウジウジしていて元気もなく、ほとんど笑わない子だった。しかし、父の話を聞いて私は変わろうと思った。友達をつくるため、事故にあわないため、そして何より両親に心配をかけさせないために。あれから7年。私は高校生になり、事故の傷も治って友達も増えた。あの時事故にあい、両親に相談していなかったら今の私はなかったと思う。これから先、何があるか分からないけど、友達だけは一生大切にしていきたい。世の中の出来事から考える未来2テーマ山梨県立都留高等学校(山梨県)尾曲祐美さん海と環境私はガラス越しに悠々と泳ぐ魚の群れを見ていた。そう、ここは水族館である。私は水族館が好きで、大きな水槽を眺めていると気持ちが落ちつくので、とても大好きな場所である。しかし、最近、この場所に来ると何とも言えないようなモヤモヤした気持ちになることがある。この水族館は海にとても近い場所にあり、海と水族館の両方に立ち寄れることができる。そのため、夏は観光客が増える。もちろん私もその中の一人である。しかし、私は海へ行ってみると信じられないものを見た。空き缶、タバコの吸い殻、破れたうきわ、さらにはさびたバーベキューセット。海岸にはこれらの海には似つかわしいもので溢れていた。「海にゴミを捨てないで」と書かれた看板の下にもおかしの包装紙が落ちていた。私はこの光景を見た時にやりきれない気持ちでいっぱいになった。ゴミを持ち帰ることは面倒だから置いて帰りたいと思うかもしれない。しかし、それを「自分」視点で考えるのではなく、一度「海に住む生き物」の視点になって考えてほしいと私は思う。私たちが見て楽しんでいる水族館の生き物たちの家は海である。家が汚されたら私たちは悲しく感じる。海に住む生き物も同じである。今、水族館で見られる光景が海でもずっと見ることができる未来を私は望みたい。山梨県立都留高等学校(山梨県)小林慶惠さん後悔から学んだこと私が小学校3年生の時、父方の祖母が死んだ。その2年後には祖母を追いかけるように祖父までもが死んでしまった。私にはこの二人に対して共通の後悔がある。祖父母が死ぬ前日、私は病院の前を通っていた。その時母に、「会いに行かなくていいの?」と聞かれたが、私は「また今度行けばいいよ。」と言ってしまった。たまたま通っただけだったが、会いに行けば良かった。大好きな祖父と祖母をもっと大事にすれば良かった。と思うたび、胸が痛くなる。この出来事が私にとって最大の後悔となっている。3月11日に起こった、東日本大震災では行方不明者を含めた2万人を越える人々と突然会えなくなってしまった。きっと多くの人が何かしら後悔する気持ちを持っただろう。祖父母の死と大震災から私は物事に対する考えが変わってきた。以前の私は、嫌なことから逃げることしかできなかったのだが、どんなことも後回しにせず、進んで何でも取り組めるようになった。今、この瞬間は一生に一度しかない。だからこそ一分一秒を無駄にせず、絶対に後悔しない行動をするように常に考え、自分に与えられた命で誰もが少しずつ減っていく人生を一生懸命に生きなければならないと思う。私はもう後悔するようなことはしない。絶対にしない。長野県豊科高等学校(長野県)小林敦美さん生産者の叫びを聞いて「まるで自分の子を捨てるようだ。」と、搾りたての牛乳を畑へ捨てている男性が言った。私はその様子をテレビで見て、その疲れた声と、牛乳を見つめる男性の表情に思わず胸がしめつけられた。そのような生産者は、様々な問題に直面している。その一つが風評被害である。三月の東日本大震災の影響で福島第一原子力発電所の放射能漏れの事故が起こった。牛乳や野菜などで放射能の基準値を超えたものは、出荷制限や廃棄が生産者に指示された。し