17歳からのメッセージReport2011

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36 17歳からのメッセージ17歳からのメッセージグランプリ学生審査員賞金賞銀賞奨励賞学校特別賞応募参加高校一覧数ヶ月後には憧れの「seventeen」。しかし、現実は厳しい。きっと、あい変わらず校則にしばられ、進路に悩み、宿題に追われ、親には理解してもらえず、その想いをピアノにぶつけているだろう。いつか、かっこいいボーイフレンドと桜色の優しい曲を奏でている自分を想像し、悩んでもぶつかってもくじけないで前を向いて歩こう!セントヨゼフ女子学園高等学校(三重県)太田麻未さん忘れないで今、私がこのメッセージを書いているこの瞬間にも、人に捨てられた動物たちは殺処分されている。もちろん彼らには何の罪もない。飼いたいと思って家族の一員にならせ、身勝手な都合でその命の行き先を決める人間が悪いのだ。幼い頃から私は、ずっと思っている。捨てるのなら、あなたも一度捨てられてみれば良い。彼らの心の傷を味わえば良い。人じゃないから別に死んでも何の問題もない、と言う人がいる。はたして本当にそうであろうか?話すことはできないけれど吠えることはできる。顔で感情を示すことはできるけれどしっぽを振って嬉しいという気持ちを伝えることはできる。そして私たちと同じように感じることができる。喜怒哀楽という感情を持つことができる。それで十分でないだろうか。彼らの飼い主を見つめる、一途な目の輝きを知ってほしい、大切にしてほしいと私は心の底から願う。そして、忘れないでほしい。彼らも一生懸命生きているということ、私たちと同じ、生きる権利があるということ。同じ星のもとに生まれ、共に生きてゆく存在であるということ。彼らにも命があるということ。どうか、忘れないで。三重高等学校(三重県)宮崎梓さん母の言葉を糧にして人に優しくしていると、自分にも何らかの形で返ってくるんだと母はよく私に話した。私の友人に、ハンディキャップのある子がいた。母はいつもその子とその子のお母さんのことを気にかけていた。そして私に、「自分が困ったときは助けてもらわないといけないから、普段は自分が助けるんだよ。」と言った。先月、母が突然亡くなった。母の友人や昔お世話になった方がたくさんいらっしゃって、泣きながら母との思い出を語っていった。少し席を外していた時、祖母が私を呼びにきて、向かった先に母がよく気にかけていた、あのおばさんがいた。おばさんもまた、母との思い出話を始めた。「スーパーで会うと、必ず声をかけてくれて、いつも励ましてくださって。本当に優しい人でした。」というようなことを言っていた。その話の中に、私が一番尊敬している母の姿を見た気がした。その後、私がおばさんを見送りに一緒に廊下へ出ると、おばさんが私を抱き寄せた。涙が溢れた。私にとってその行為が本当にありがたかった。私は母の言葉を思い出した。今、このおばさんの行為が母への恩返しのように感じられた。これが母の言っていた、『鏡の法則』だと私は思った。私は母にたくさんのことを教えてもらった。母は私の憧れの人だ。母のような人になれるよう、私はこれからも母の言葉を糧にして、強く、そして人に優しく、母のように生きていこうと思った。三重高等学校(三重県)??田大海さん僕のゴールデンウィークで得た物「今年田んぼ手伝ってくれる?」この一言から今年のゴールデンウィークは僕の中で、終わってしまったんです。僕の家が毎年田んぼをしていることは知っていました。しかし、僕自身はこれまで全く田んぼには関わっていなかったんです。ついに手伝う当日、ハッキリいって、やる気がありませんでした。しかし、現実とははかないもので、僕の意志とは関係なく、田んぼという仕事に駆り出されてしまいます。初めにした事は、一年間使っていなかった手作りの水路を、一年前の状態つまり、雑草や形の崩れた水路の壁などを全て元に戻さなければいけないんです。この仕事が、中々辛くなぜかというと、仕事中長い間中腰の状態を維持するので足と腰が相当疲れてしまうのです。そして次の日、とうとう田植え当日となってしまいました。しかし実は田植えの時の方が仕事は楽だったりします。僕の仕事は苗を運ぶだけの単純な仕事だからです。だから、田植えとは実は下準備が一番疲れるのです。田植えは無事終了し長かったゴールデンウィークもやっと終わりです。初めは、全くやる気がなく興味もそそりませんでしたが、いざ終わってみると、やりきったという満足感でいっぱいになり、やっと終わったと安心できました。この田植えの経験から本番よりも下準備の方が大切なんだという事を心の底から思う事が出き、この事は全ての事について共通しているのでいかしていきたいです。同志社女子高等学校(京都府)中井里奈さん父の背中最近、父は学生の私より勉強していた。顔面補綴士という資格のための勉強らしい。顔面補綴というのは、事故や病気などで顔の一部がなくなってしまった人にその部分を造ってあげることだそうだ。私は父がなぜこの資格が欲しいのかわからなかった。ただでさえ普段の仕事が忙しいのに、仕事の合間をぬって勉強し、仕事が終わってからも必死に勉強しているのか。ある日、父に聞いてみた。すると父は「もし、そのコンプレックスのせいで悩んでるんやったらコンプレックスを取り除いて明るく生きてもらいたいやん。」と恥ずかしそうにぼそぼそと語った。私はすごく驚いた。てっきり副業で小遣い稼ぎでもするためかと思っていたからだ。父はまた机にむかっていた。その背中がいつもより大きく見えた。何ヶ月か経ち、父は認定証をもらって帰ってきた。父の嬉