高大連携

藤本 寿良

高等学校での模擬講義・内容詳細

テーマコンビニエンスストアにおける流通革新
担当教員藤本 寿良(経営情報学部 ファイナンス学科)
講義内容日本の流通システムは戦後大きく変化してきました。1つは、1960年代の高度経済成長以降、効率化と合理化という側面からの変化です。その後もさまざまな小売業態が発展する中で、流通システムも複雑になってきました。1980年代以降は情報システム化の中で流通システムにも情報化が進み、従来の品揃えだけではなく、取引、発注、物流、ロジスティックスなどに革新がもたらされてきました。
ここでは、その最先端の1つともいえるわが国のコンビニエンスストアを取り上げその特徴を明らかにするとともに、その独自性にも注目します。
いうまでもなく、コンビニエンスストアはもともとアメリカから日本に輸入された業態です。しかし、コンビニエンスストアは、日本の消費市場で独自の発展を遂げ、今や世界において代表的な業態となっており、その業態や運営方式が、逆に欧米やアジア諸国に輸出されています。
わが国のコンビニエンスストアは、フランチャイズチェーンやセルフサービスなど、もともとのアメリカでのやり方を受け継ぐだけでなく、以下のような点で日本独自の発展をしてきました。


1. 消費の即時性を提案した。
2. フランチャイズチェーン内だけではなく、取引先も含めたコンビニエンスストアシステムを創造し、そこでの生産と流通の同期化をめざした。
3. 顧客市場を起点とした、仮説検証型のサイクルをつくった。
このような点をわかりやすく解説します。