演習のテーマ | 経営戦略の形成 |
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目標 | 経営戦略の体系的理解とそれを踏まえた戦略策定 1.経営戦略の理論を体系的に学習し、その整理ができていること。 2.経営戦略を策定するための適切かつ必要な情報収集と分析ができること。 3.分析結果を踏まえ、論理的なステップで有効な経営戦略を導き、それをわかりやすく伝達できること。 |
準備学習 | 経営戦略に関する入門的な事前学習 各回のテーマについて、実際の企業や店舗の現状を観察すること。 |
評価方法 | ・レポート70%(演習内および課題レポートにより、理解度を確認する) ・受講態度30%(発表内容や議論への参加度を評価する) |
演習の構成 (標準時間) | 1. 経営戦略の体系的理解(4時間) 2. 経営戦略策定のための分析(12時間) 事業の定義、SWOT分析、競争戦略、PPM、BSC、STP,戦略マップ など 3. 経営戦略策定(8時間) |
学習のポイント | 1.代表的な経営戦略理論の特徴とそれらを活用した経営戦略の策定について学ぶ。 2.経営戦略を確立するための基本的なステップとその手法を学ぶ。 (外部環境・内部環境分析 ⇒ 事業領域定義⇒ 経営戦略の策定) 3.分析結果を踏まえて、戦略理論フレームを活用しながら、論理的に経営戦略を策定する。そこでは長期的なビジョンと環境変化による修正のサイクルを組み込んでおく必要がある。 4.発表 - 講師・受講者による講評 - 振り返り |
留意点 | 1.戦略理論の多様性とその違いを理解する。 2.各要素についての分析にモレがないように、各自が意識しながら、いろいろな新しい分析要素を提案してほしい。 3.中小企業を意識し、その実態に即した経営戦略を策定するように努める。 4.講師だけでなく、受講者同士の講評と振り返りを重視する。 |
教材 | 「経営戦略入門」(日本経済新聞社) オリジナル教材(ケース事例など) |
その他留意事項 | 経営戦略は企業の全体戦略であるため、各下位戦略である「マーケティング」、「人材」、「財務」、「生産」、「店舗」などのマネジメントと関連する部分が多いので、それらとの整合性に留意すること。 |