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【2016年度】「四大学合同ゼミ発表会」

2016年(第9回)四大学合同ゼミ発表会

タイムリーなテーマを独自の視点から研究

 大阪経済大学、同志社大学、関西学院大学、神戸大学の経済学系ゼミの3年生が集い、日頃の研究成果を発表し合う「四大学合同ゼミ」。第9回となる2016年度の発表会は本学が主催校となって、11月19日(土)午前12時45分より大隅キャンパスのD館で開催されました。林明信(本学・経済学部)、川口章(同志社・政策学部)、水野敬三(関西学院・商学部)、勇上和史(神戸・経済学部)各教授のゼミから、7グループが参加しました。

■観光を切り口にユニークな提言

 最初の発表は、林(LIN)ゼミの学生たちによる「外国人観光客を日本に呼び込め!」。空港に自家用車を駐車して海外旅行に出る日本人の車をシェアして、外国人観光客に自家用車による自由で個性的な日本観光を体験してもらおうという提案で、旅行会社との連携による、ITを活用した新スタイルのカーシェアリングの実現可能性を考察しました。続いて、川口ゼミの学生たちが「災害時における外国人観光客の避難誘導」と題して、IT技術を活用した手軽な緊急避難システムをテーマに発表を行い、第一部が終了しました。

■男女交際、企業支援など多彩なテーマ

 第二部では3つのグループが発表しました。水野ゼミの「男女交際のゲーム理論による研究」は、恋心を告白すべきかどうかを経済学の理論から考察した研究。その後は、勇上ゼミの「地域活性化のための創業支援策」。川口ゼミの「従業員への経営理念浸透のための施策」には、林ゼミの学生がコメントを担当しました。

■留学生の視点からの発表

 第三部の冒頭では、林ゼミに所属する台湾人留学生が、近年の日台関係について報告。日本での就活をめぐって中国人留学生との間で厳しい競争状態があることなどが、留学生ならではの視点で紹介されました。続いて、本学2組目のグループが「少子化へのchallenge」というテーマで発表。保育所事業に民間企業が参入,また,結婚式事業に公企業が参入するような市場を想定して,理論的分析を行いました。最後に、勇上ゼミのグループが「地域における大卒人材のマッチング」と題して、Uターン就職を促進するIT情報システムなどについて論じ、コメント担当の林ゼミ学生も最後まで粘り強く質問しました。

■さらに質の高い研究をめざして

 今回の発表に対する教授陣の感想は「教員にも刺激的な内容」(水野)、「多様な研究に触れることができた」(勇上)、「詳しい調査の多い、充実した内容」(川口)。本学のゼミ生たちは「最後までやり抜けてほっとした。次はもっと中身の濃い発表にしたい」と、次回への意欲を語りました。林教授も「教員が手助けする必要がないほど立派な発表と質疑応答だった」と、学生たちの成長を喜んでいました。