ブックタイトル2017履修のてびき|2017年度入学生用|大阪経済大学

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概要

2017履修のてびき|2017年度入学生用|大阪経済大学

情報社会学部で学ぶ意義ケータイは便利です。手ばなせません。ケータイがなかった時代に、どうやって人と待ちあわせをしていたのか、今となっては不思議です。情報技術の進歩によって社会は大きく変わっています。あらゆるところで変化が生じているといっていいでしょう。しかし、変化の方向はさまざまです。情報化によって繁栄するものもあれば、衰退するものもあります。情報化がすすむ現代社会について、社会学、経営学、経済学、情報技術を駆使して多面的に学ぶ学部が情報社会学部です。情報社会学部1社会変化の多面性社会情報技術の進歩がさまざまなソーシャルメディアを生みだしました。日本では2ちゃんねるやmixiにはじまり、いまtwitterやfacebookの利用が広がっています。知り合い同士の友好を深める手段としてだけでなく、見ず知らずの人と交流するための道具として利用されています。2010年末からのアラブ諸国の政治変革にfacebookが大きくかかわったといわれているように、ソーシャルメディアは政治を動かしはじめています。ソーシャルメディアをいつも使っている人にとっては空気のようにあたりまえの存在かもしれませんが、ケータイもtwitterもなかった時代に育った人間にとっては、おどろくべき変化です。あたらしい人間関係の構築方法が登場して、社会のあり方を変えているといえます。経営情報技術の進歩は、「楽天」や「アマゾン」といったインターネットを利用した通信販売の登場によって、新しい買物の仕方を生みだしました。家にいて買物ができる便利さだけでなく、街の店では容易にみつけられないこだわりの商品を探し出すこともできます。これを会社の側からみると、インターネットを用いて売り上げを伸ばす営業方法が作りだされたことになります。また、会社の経理がコンピュータで行われるようになって、事務を担当する人はコンピュータの前で仕事をするようになりました。仕事の仕方もかわってきています。工場では機械がコンピュータで動くようになり、モノづくりの方法にも変化が生じています。さらに情報技術の進歩は、世界中との情報交換が容易になることによって、企業経営の国際化を加速させました。国内にいても容易に世界中の企業と取引ができるようになり、日本の企業が世界中に工場や支店を開設する動きをうながしています。経済情報技術の進歩はお金のふやし方にも変化をもたらしました。会社の利益から配当金をもらうための株券は、以前は紙として金庫に保管されていましたが、いまは電子化されてコンピュータによって電子的に管理されています。お金もインターネット上を駆けめぐるため、株や外国為替などの金融商品の売買が瞬時におこなわれ、経済の金融化をすすめました。しかし社会変化は、すべての場面で一方向にむかって生じているわけではありません。情報技術の発展は人間関係、経営、経済というように社会を多面的に作りかえています。情報化の社会全般への広がりは、経済学、経営学、社会学といった従来の社会科学の縦割り分野構成をつらぬいて生じています。「広く学ぶ」ことが求められているのです。K-6