学長・野風草だより

No.486

No.486 2014年7月12日(土)

本学で開かれたBenesse大学シンポ2014

 ベネッセ主催の大学シンポが、本学のC31教室で開かれました。昨年は中之島セントラルタワーで開かれ、私も参加しました。今年のテーマは、「学生が成長する教学改革~学びに向かう動機づけの工夫と効果~」のテーマで、200名もの参加者が西日本から集まりました。80周年記念事業で美しくなった本学のキャンパスを知っていただく良い機会となりました。
 本学の田村俊之先生が「社会で役立つ職業人育成のためのカリキュラム改革の試み」を報告され、パネルディスカッションでは黒正洋史進路支援部長もパネリストとして参加しました。「大学のキャリアに関する科目は就職活動に役立っていますか?」の質問に対し、学生の満足度76%で全国第6位の実績、「大学の就職支援は役立っているか?」で93%の学生が評価して全国第9位、企業の人事担当による「就職支援に熱心に取り組んでいる大学」で全国第6位(日経CAREER MAGAZINE親と子のかしこい大学選び2015年版「大学生活満足度ランキング」)と高い評価を受けている本学のキャリア教育、就職支援活動を大いに語っていただきました。

 田村先生の報告は、本学の概要を紹介した後、社会人基礎力を強化する科目の設置、履修者数の増加と授業の質の両立、取り組み結果と今後の課からなり、この3年間のキャリア教育の豊富な経験を生かしたすばらしい報告でした。改革の進め方で良かったポイントとして、大上段にかまえた“カリキュラム改革”ではなく、「学生のため」を第一の目的に据えて軸がぶれなかったこと、事務職員との連携により教員では手が届かないところをサポートしてくれたこと、明確な数字を提示して学内でのコンセンサスを得られたこと、無理をせずやりやすいことから実行してきたこと、PDCAサイクルを回してきたことなどをあげられていました。
 そして今後の方向として、キャリア形成スキル科目で基本を学び、ゼミで応用力を身につけ、就職活動で実践して磨きをかけ、卒業後の社会で「大経大生は使える」と高く評価される学生を育てていきたいとまとめられていました。キャリア教育担当の教員の皆さま、学外のサポートしていただいている関係者の皆さま、進路指導センターの職員の皆さま、そして採用やインターンシップでお世話になっている企業の皆さまに、改めて御礼申し上げます。