1.英語の基礎力に磨きをかける初年次教育【英語I/II】
入学時に実施されるプレイスメントテストの成績をもとに、1年次から習熟度別クラス編成による「英語 I (春学期)」と「英語 II (秋学期)」が配当されます。必修の英語科目については、リーディング・ライティングを中心とした「a[R&W]」科目(英語 I a/ II a)と、リスニング・スピーキングを中心とした「b[L&S]」科目(英語 I b/ II b)の2科目が、ペアで毎週編成されているのが大阪経済大学の英語カリキュラムの特徴です。「a[R&W]」科目と「b[L&S]」科目の各科目のコンセプトは次の通りです。
●「a[R&W]」科目: 語彙力と読解力を身につけることを中心に学びます。あわせて、自己表現力につながる基本的なライティングの習得を目指します。また、多様な教材を用いて英語と社会・文化の関係についても理解を深めます。
●「b[L&S]」科目: リスニングとスピーキング技能の習得に焦点をあて、コミュニケーション能力を向上させることを目標にします。また、多様な教材を用いて英語と社会・文化の関係についても理解を深めます。
春学期に「英語 I a[R&W]」「英語 I b[L&S]」、秋学期に「英語 II a[R&W]」「英語 II b[L&S]」で各自の習熟度に応じた基礎的な英語力を習得します。
2.選べる必修英語科目で目的に応じた英語力を育てる2年次教育【英語Ⅲ/Ⅳ】
続く2年次に配当されるのが、「英語 III (春学期)」と「英語 IV (秋学期)」です。「英語 III 」と「英語 IV 」でそれぞれ「a」科目と「b」科目が毎週開講されます。(※国際共創学部は選択科目)
「a」科目と「b」科目の各科目コンセプトは初年次と同じですが、2年次において特徴的なのは、必修の英語科目でありながら、学習者のニーズに応じた科目選択ができること。すべての受講生は、1年次の後半に実施されるプレイスメントテストの結果に応じて「上級」「中級」「初級」のいずれかのグループに配属され、各グループ向けに開講される英語科目群の中から、各自の学習ニーズに応じた受講希望科目を申請することができます。
選択可能な必修英語科目群は、次のとおりです。複数の教員が同一の科目を開講していますので、学生はシラバスを確認したうえで、自分の希望に沿ったものを選ぶことができます。
●英語 III a/ IV a : 「TOEIC」、「リーディング」、「ビジネス英語」、「基礎英語」
※「基礎英語」は初級グループのみで開講、「ビジネス英語」は初級グループでは不開講となります。
●英語 III b/ IV b : 「TOEIC」、「リスニング&スピーキング」、「ビジネス会話」、「基礎英会話」
※「基礎英会話」は初級グループのみで開講、「ビジネス会話」は初級グループでは不開講となります。
このように、2年次の時点から必修英語科目において学生の学習目標が履修に反映されることは、学生の自主性を尊重した英語カリキュラムであるといえるでしょう。
3.柔軟な履修プランで実践力を伸ばす全学共通教育(選択外国語科目)
英語を学ぶ目標は人それぞれ。また、学習動機が高まる時期も一人ひとり異なります。そこで大阪経済大学では、必修英語科目のほかに、選択外国語科目として、どの学年でも選択科目として受講できる英語科目群を開講しています。たとえば、「TOEIC Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ」「ビジネス英語Ⅰ/Ⅱ」「英語コミュニケーション I / II 」「語学研修(英語)」「外国語特殊講義(TOEIC上級演習/留学英語/集中上級英語/英語リーディング/Academic Writing)」は、1年次から卒業年次まで、学生それぞれのニーズに応じて、どの年次でも受講が可能です(注1)。
これらの他にも、学部独自の英語関連科目も開講されており、時代とともに多様化する学生の英語学習意欲の高まりに応えています。
実学的な英語教育を積極的に推進する大阪経済大学の英語カリキュラムは、1年次・2年次の必修英語科目をベースに、多様な選択科目群を効果的に組み合わせることで、学生一人ひとりが「オーダーメイド」感覚で、英語学習プランを設計できる体制を整えています。
(注1) 年度によっては開講されないクラスもあります。
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