【経済学部】地域・社会調査(2021年度)

弁天町エリアで、フィールドワーク

講義のテーマは「まちづくりの現場を知る」

梅村 仁教授が担当する授業「地域・社会調査」では、「まちづくりの現場を知る」をテーマに、フィールドワークを中心とした調査の基礎を学びます。講義は受講生の興味・関心をもとにグループに分かれて、まちづくりの基礎的な知識を学び、資料収集、フィールド調査を経て報告を行うスタイル。
今期の授業では、大阪市港区との連携事業として、工場や商店街の良さと改善の余地についてフィールドワーク調査を行い、レポートを作成します。

弁天エリアの町工場や商店街を調査

11月27日(土)に2、3年生18名が弁天町を訪れ、地域の活性化に取り組む繁栄商店街に向かい、見学の後、商店街のみなさんと意見交換を行いました。その後、三晃食産株式会社でみなトクモン(港区の魅力がいっぱい詰まったオリジナルの産品やイベント等)に認定されている商品(三晃とんかつソース、三晃ウスターソース)を見学。安治川水門を通って、大阪ものづくり優良企業賞を受賞したこともある有限会社南歯車製作所を訪れ、工場の作業工程全般の紹介や、歯車作成の各工程について職人さんから実技を交えた説明を受けながら、ものづくりの面白さと奥深さを学びました。フィールドワークの最後には、大阪市港区の職員から、みなトクモンの取り組みについて説明を受けました。
 
受講生は12月~1月にかけて、実際に訪問した地域についてまとめたり、同様の地域を調べるなどして学びを深め、調査報告会で発表します。