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長い歴史と伝統の中で、多くの高度専門職業人や研究者を輩出

経済学研究科の特色

関西でも屈指の歴史と伝統を有する経済学研究科

1966年に開設された経済学研究科は、52年にわたり経済学・会計学の分野で多くの優れた研究者や高度専門職業人を輩出してきました。 修了生のうち、税理士登録者数が93名(2019年4月現在)を数えることでもその実績を証明しています。
 ※税理士試験科目免除(税法科目)対応

理論と実践の融合を実証する多岐にわたる教員陣

高度な経済理論をはじめ、歴史・思想、政策など、多岐にわたり経済学のエキスパートを揃えています。 
さらに、国際関係やICT、法律などの教員陣が専門のさらなる深化を支援。学生の目的や希望に即した指導が特長的です。

税理士をはじめ公務員や教員など専門職業人として成長

経済のスペシャリストとして、大学教員をはじめとする研究職に就く修了生、さらに税理士や公認会計士を目指す者も多数います。 
また、留学生の中には、出身国と日本経済の比較分析を深め、両国の架け橋となるべく研究に励む者も少なくありません。

社会人の専門性向上を支援する博士後期課程を設置

一般学生や留学生にとどまらず、職業人の就学ニーズや研究意欲に応える博士後期課程を設置しています。 
経済学はもちろん、経営学や社会学などの基礎を身につけた上で、現実社会に即した課題解決策について研究を進めることができます。

博士前期課程

専門性の高い研究環境が選べる3つのコースを設定。

目指す職業や研究の目的に即して効率的に学べるようにコース制を採用しており、「研究コース」「税理士養成コース」「ベーシックコース」を設けています。全コースで、経済学の基礎をしっかりと固めるとともに、常に、経済環境の変化に敏感であり、現代社会の経済的諸問題を理論的、実証的に研究していきます。

研究コース

博士後期課程を視野に入れ、自立した研究者を育成。
指導教員を中心に、研究科全体の指導体制を準備しています。

税理士養成コース

税法はもちろんのこと、経済学や財政学の知識に長けた、高度な実務能力を有する税理士の育成を目指します。

ベーシックコース

地域政策立案をはじめとした高度専門職業人志望者や生涯学習に強い意欲を持った人に応えるコースです。

博士後期課程

専門性をさらに究め、研究者、教育者として社会へ。

研究者としての能力はもちろん、優れた教育者としての能力開発に取り組むのも本課程の特長です。
先端の学術研究を基盤に、個々の研究の多様化や学際化、深化に対応。学内外を通じて研究会の開催や論文発表、著作刊行を積極的に推進しています。修了生の多くは、研究者を目指して大学や研究機関に就職し、経済学の各分野で研究・教育活動を行っています。

カリキュラム

経済学の基礎をしっかりと固めるとともに、多彩な学問領域で理論・応用を学びます。

経済学の諸領域をカバーする広範なカリキュラムを整備しています。明確な課題意識や専門性を育て、修了後の進路選択や、難関専門資格の取得にも役立つように、コース別の履修モデルを充実。多彩な専門分野の研究に触れ、自身の課題研究や修士論文の作成に進めるよう構成しています。また、博士後期課程進学に対応した、学識・能力の獲得にも応えます。

Professor's Voice1

租税を通して現代社会を理解し、顧客に寄り添う税理士へ。

経済学部准教授 塚谷 文武
担当科目:財政学Ⅰ・Ⅱ

私の担当は財政学です。講義では、経費論や予算論、財政思想などを含めた基礎的な財政理論を理解することを目的にしています。また、現代の日本財政が直面する課題を認識し、その打開策についての検討も行っていきます。
税理士を志望する院生には、2年間をかけて租税に関する修士論文を執筆してもらいます。租税に関する先行研究を精査する中で、自身の視点で見つけた問題意識を明確化し、研究を深めていきます。
大学院で修士論文を書き上げることは、決して楽なことではありません。経済学や財政学に関するさまざまな分野を学ぶ一方で、租税に関する専門性の高い知識を求められるからです。しかしその分、幅広い視野と確かな知識が身につき、租税の本質の理解に近づくことができます。何故、私たちは租税を納めなければならないのか。租税はどのような原則に基づいて課税されるべきなのか。院生には、租税を通して現代の経済社会を理解する力を身につけてほしいと考えています。本学で磨いた論理的な思考力や分析能力を生かせば、単に税理士業務を行うだけではなく、顧客に寄り添って総合的なサポートを行える税理士になれるはずです。

Professor's Voice2

経済理論モデルを検証し社会経済の現状と行く末を俯瞰する。

経済学部教授 黒坂 真
担当科目:マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、ベーシックB(マクロ経済学)

私の研究テーマは「途上国の社会経済のモデル分析」です。特に独裁体制である北朝鮮の経済について研究しており、北朝鮮の発行物や脱北者のインタビューを取集することで、北朝鮮の経済モデルを分析しています。ゼミでも途上国経済の模型化や、金融論、マクロ経済学がテーマです。各自関心のある国の経済問題について文献調査にあたってもらい、個別に指導します。特に金融分野は注目したいところ。金融が機能していないと経済に大きな影響を与えるからです。日本のバブル崩壊やアメリカのサブプライムローンも金融が問題の発端になっていることは周知のとおりです。そういった意味では、金融に関する政策やこれまでの歴史には着目すべきですね。ただ、難点はその予測と評価です。ある金融政策に対して将来成功するのか失敗するのか、経済学者の間でも意見が分かれます。それぞれの経済学者がどのような理論から予測を導き出しているのか検証することで、学生には、鋭い経済学的視点を持って欲しいと思います。事象の二面性や利害関係を把握した上で分析的に経済を捉えることができれば、社会経済の現状と行く末を俯瞰することができるでしょう。

パンフレット、願書について