教授 塚谷 文武
担当科目▶財政学Ⅰ・Ⅱ、地域調査実習
私の担当は「財政学」です。講義では、経費論や予算論、財政思想などを含めた基礎的な財政理論を理解することを目的にしています。また、現代の日本財政が直面する課題を認識し、その打開策についての検討も行っていきます。税理士を志望する院生には、修士課程の2年間で租税に関する修士論文を執筆してもらいます。租税に関する先行研究を精査する中で、研究テーマに関する問題意識を明確化し、研究を深めていきます。大学院で修士論文を書き上げることは、決して楽なことではありません。経済学や財政学に関するさまざまな分野を学ぶ一方で、租税に関する専門性の高い知識とその正確な理解を求められるからです。しかしその分、幅広い視野と確かな専門知識が身につき、租税の本質の理解に近づくことができます。何故、私たちは租税を納めなければならないのか。租税はどのような原則に基づいて課税されるべきなのか。院生には、租税を通して現代の経済社会を理解する力を身につけてほしいと考えています。本学で磨いた論理的な思考力や分析能力を活かせば、単に税理士業務を行うだけではなく、顧客に寄り添って総合的なサポートを行える税理士になれるはずです。