キャリア教育

人生を自分らしく幸せに生きるために、 自分や他者、社会を知り、生き抜くための必要な力を養う

教育・学習支援センター※によるキャリア教育は、「基礎科目」、「スキル系科目」の2つの科目群からなり、1年次から正課科目が配置されています。これらの科目を学年に沿って計画的に履修することで、キャリア支援として行われるさまざまな行事、講座、対策にスムーズに入っていただくことができます。

キャリア教育のプログラム

基礎科目

キャリアデザイン

「自分」を知り、「社会」を知り、大学でどう「学んで」いくかを考えます。そして、社会がどのような人材を求めているのかに気づき、社会から求められる人材になるためには何をしたら良いかを考える機会を提供します。

社会人基礎学力I・II

データサイエンスにも必要な数理的能力を高める科目です。ビジネスで求められる計算能力のほか、就職活動の筆記試験にも役立ちます。

スキル系科目

プレゼンテーション入門

社会人になるとコミュニケーションとプレゼンテーション能力が求められます。話す、聴く練習、論理的に伝える練習をします。また、発表する内容を調べ、調査しながら考えのまとめ方、グループでのチームワーク、プレゼンテーションスキルを修得します。

論理的思考入門

自分の頭で、論理的に考えて答えを出すための思考プロセスを習得します。また、グループ討議を中心に学習を進めるので、話し合いながら、結論を出す能力が高まります。

基礎科目・スキル系科目を受講した学生の声

学生の声1

[ 受講したキャリア科目:キャリアデザインなど ]
経済学部 2 年/兵庫県立西宮高校 卒業
 
 漠然と「キャリア=就職のこと」だと思っていましたが、そうではなく「人生全体がキャリア」なのだとキャリアデザインの授業を通して気づかされました。自分は何を大切にして人生を送りたいのか、この4年間で揺るがない軸を見つけたいと思います。そのためにも、授業や課外活動に積極的に取り組んでいきたいです。

学生の声2

[ 受講したキャリア科目:プレゼンテーション入門 など ]
経済学部 2 年/奈良県立香芝高校 卒業
 
 「プレゼンテーション入門」では、プレゼンに必要な考え方、調査方法、話し方を学びました。発表の様子は動画で撮影され、先生からフィードバック。客観的に自分の発表を振り返ることができ、改善点が明確になりました。この授業で身についた「伝える力」は、社会人になってからも大いに役立つと感じています。
 

教育・学習支援センター※ 所属教員からのメッセージ

濱田 真輔 教授
[担当科目] キャリアデザイン、 共通特殊講義(キャリアと人生)
世界の社会、政治及び自然環境は私たちが考えている以上に急速に変化し続けています。自分の強みを認識し、次の社会に対してどのように活かし、貢献できるかを考えていきましょう。皆さんが幸せで明るい未来を作るお手伝いをします。

鴨谷 香 准教授
[担当科目] インターンシップ、キャリアデザイン、 共通特殊講義(キャリアと仕事)
「自分の人生を意味づけ、未来を選択する」。それがキャリアを学ぶ本質だと思います。本学が重点を置くキャリア教育の講義やインターンシップを通じて、学生一人ひとりが「大学での学び」を「社会での活躍」につなげられるよう、伴走していきます。

※ 教育・学習支援センター(Support Center for Teaching and Learning)
大学でのさまざまな学びをより充実させるための、全学的な支援組織。キャリア教育の運営も実施しています。